以前レビューしたASUSのPCケースPrime AP303、かなり気に入ってるんですが、ケースファンがデフォルトだとリアに1つしかついてないんですよね。
サイドフローのCPUクーラーを使ってるんで、ちゃんとフレッシュな空気をケース内に入れてやらないとなぁとなり、ケースファンをつけることにしました。
Noctua NF-A12x25とかPhanteks T30も考えたんですが、せっかくなので最近やたらと目にするArctic P12 Pro、そして新発売のP12 Pro Reverseを使うことに。
実際に組み込んだ様子とどのくらい冷えたのかを紹介していきます。
Arctic P12 Pro / P12 Pro Reverse

というわけでP12 Proを3つ、P12 Pro Reverseを4つ買いました。それでも合計8,960円なのすごいですね。Noctua、Phanteksなら3つも買えないですよ…

パッケージ。中には本体とネジ4本が入ってます。ファンがそのまま入ってるの新鮮でしたw

シンプルでいいですね。ちなみにデイジーチェーンに対応してるのでケーブルマネジメントはまぁまぁしやすいです。

ブレードは繋がっているタイプ。

こちらはP12 Pro Reverse。

当たり前ですが見た目はほぼ同じっすね。
Arctic P12 Pro / P12 Pro Reverseの仕様は以下の通り。
| P12 Pro PST | P12 Pro Reverse | |
|---|---|---|
| ファンサイズ | 120 mm | 120 mm |
| 本体寸法 | 120 (L) x 120 (W) x 25 (H) mm | 120 (L) x 120 (W) x 27 (H) mm |
| 重量 | 185 g | 172 g |
| ファン回転数 | 600–3000 rpm (PWM 5%未満で0 rpm) | 500–3000 rpm (PWM 5%未満で0 rpm) |
| 風量 (Airflow) | 77 cfm | 131 m³/h | 73 cfm | 124 m³/h |
| 静圧 | 6.9 mmH₂O | 4.5 mmH₂O |
| 動作周囲温度 | 0–40 °C | 0–40 °C |
| 保証期間 | 6年 | 6年 |
1280円で買えるのに最大3000rpmで回ります。100%にすると結構うるせえです。
仕様は完全に同じというわけではなく、風量・静圧を求めるならP12 Proを逆向きにつけるほうがよさそうです。
実際に組み込んでみた

ボトム×3、トップ×3、リア×1で取り付けました。

ボトムにはP12 Pro Reverseを。吸気ですが、ファンの正面?が見えるので見た目がいいですね。

トップにはP12 Pro×2、P12 Pro Reverse×1。1つを吸気にするとよく冷えるらしい(後述)。

リアに付いていたデフォルトのファンもP12 Proに変更しました。
CPU温度を計測
実際にCPU温度がどれだけ変わったか、CINEBENCH 2024を10分間走らせたときの温度を計測して比較します。
- トップ・ボトムファンなし(速度0%)
- トップ・ボトムファンあり(速度50%)
- トップ(うち1つP12 Pro Reverse)・ボトムファンあり(速度50%)
の3パターンで実施。
CPUはRyzen 9 9950X、室温は25度です。
結果は以下の通りです。

| ファン0% | ファン50% | ファン50%(Reverse) | |
|---|---|---|---|
| 最高温度 | 96.2℃ | 95.1℃ | 93.6℃ |
| 平均温度 | 94.4℃ | 92.0℃ | 90.6℃ |
ファンあり/なしだと最高温度が1℃程度しか下がらなかったんですが、トップの1つを吸気にしたらさらに1.5℃下がってますね。は~結構違うんだなぁ。
いずれにせよちゃんと吸気してあげることでケース内の温度、CPU温度が下がるんですね。
安いけど冷えるし静圧も高い
P12 Pro / P12 Pro Reverse、何よりも1280円で買えちゃうというのがでかいですね。ケースファンって複数個買うことが多いと思うので、財布にとても優しいです。
それでいて風量もそれなりですし、静圧はかなり高めの6.9mmH₂O(Reverseは4.5 mmH₂O)です。Noctua NF-A12x25 PWMが2.34 mmH₂O、Phanteks T30が3.3 mmH₂Oなので高級ファンと比べてもなおです。
なので、ケースファンとしてはもちろん、水冷のラジエーターファンとしても活躍してくれそうです。
3000rpmなので100%で回すとかなりうるさいですが、50%でも1500rpmなので最大50%くらいの運用でも問題ないかなと思います。
とにかく安いんで、お試しで買ってみてもいいかも…?
