テンキーレスのメカニカルキーボード「Keychron K2」を購入したのでレビューします。
Windows、Macなど複数OSを使っていてちょうどいいBluetoothキーボードを探しているという人には結構よさそうなキーボードです。
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目次
Keychron K2の外観
同梱物は、Keychron K2本体、Win用+αのキーキャップ、キープラー、USB C to Aのケーブル、取説、クイックスタートガイドです。
キー配列はこんな感じ。基本的には一般的なUS配列で、上段にFnキー(マルチメディアキー)+Print Screen、delキー、右下に独立した矢印キーと、一番右の列に上からバックライト制御キー、page up、page down、home、endキー(と右矢印)があります。
言ってしまえばテンキーレスのキーボードですが、各種機能キーなどがギュッと配置されているので、比較的コンパクトですね。
デフォルトではMac用の配列になっていますが、Windows用のキーキャップが付属しますし、後述するモード切り替えキーのおかげで、キーリマップ不要でWindowsのキー配列にすることも可能です。
本体左側面。左からUSB-Cポート、バッテリーインジケーター、Win/AndroidとMac/iOSのOS切替スイッチ、Bluetooth・電源オフ・有線のモード切替スイッチが配置されています。
OS切替スイッチでWin・AltキーとOption・Commandキーをよしなにしてくれるので、異なるOSで使いたいという人には便利ですね。
背面にはスタンドがついていて、傾きを変えることができます。
キーを横から見るとこんな漢字です。
スタンドを立てたほうが使いやすいかなって思います。
ちなみに今回購入したのは赤軸(荷重45g・リニア)です。Keychron K2はGateronスイッチというCherry MX互換スイッチが使われています。
赤軸は使ったことある程度で現在持ってないので並べて比較はしてませんが、まぁ普通の赤軸って感じでした。
Keychron K2の仕様
仕様を簡単に紹介します。
モデル | K2 |
キー数 | 84 |
キースイッチ | Gateron 赤軸・青軸・茶軸 |
キーキャップ素材 | ABS or PBT |
バックライト | ホワイト or RGB |
接続 | Bluetooth or 有線 |
Bluetooth | 3.0 |
対応OS | Windows/Android/macOS/iOS |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
サイズ | プラフレーム:313×123×38.5mm アルミフレーム:317×29×38.5mm |
重量 | プラフレーム:663g アルミフレーム:794g |
Bluetooth接続・切り替え方法
取説にも書いてますが、英語・中国語なので一応Bluetooth接続とデバイス切り替えの方法を書いておきます。
- モード切替スイッチをBTにする
- Fn+1キーを3秒長押しでペアリングモードに移行
- 接続したい機器から「Keychron K2」に接続
以上。めっちゃカンタンですね。
Keychron K2は最大3台までペアリングできるんですが、2台目3台目とペアリングするときはそれぞれFn+2、Fn+3キーを3秒長押しして、それ以降は同じ。
接続デバイスの切り替えはFn+1/2/3で行えます。
なお、電源を入れ直したときは最後にペアリングした機器と自動で接続されます。
有線接続の場合は、モード切替スイッチをCableにしてケーブルでつなぐだけです。
Keychron K2のいいところ
サクッと使用して感じたいいところを。
RGBだとかっこいい
RGBモデルだとそりゃまぁカラフルに光ります。光り方は18種類あるみたいで、一番右上にあるキーで切り替えられます。また、Fn+←/→キーで色も変更できるので、自分好みに光らせることができます。
個人的にはあんまりギラギラしなくていいのでオフってますが、いっぱい光るとテンション上がる人もいると思うのでw
そんなにビカビカ光らなくていいなら、ホワイトバックライトモデルを選べばいいでしょう。(たまたま在庫がなくて買えなかった)
Windows・Macの切り替えがラク
前述の通り、WindowsとMacの切り替えは本体サイドのスイッチで行います。こういうOSの切り替え、キーボードの組み合わせでやる物が多いと思うんですが、たま~にMacで使いたいみたいな場合とかだと忘れちゃいますよね。
それをスイッチ一つでできるというのは、かなりいいと思います。
オートスリープモードを無効化できる
Keychron K2には、Bluetoothモードの際、10分間入力がないとスリープになるオートスリープモードが搭載されています。
どこかキーを押せば復帰するんですが、入力がワンテンポ遅れるのが好きじゃないです。
ですが、fn+S+Oキーを3秒長押しすることで、このオートスリープモードを無効化することができます。
バッテリー持ち的にどうなの?と思うかもしれませんが、バッテリー容量も4,000mAhと大きめなのですぐに充電必要になるって感じではないと(バックライトをどうしてるかにもよりますが)。
僕は充電頻度が少し増えようがオートスリープ無効のほうがいいかなと思うので、これができるのは嬉しいですね。
様々なモデルが選べて価格もわりと安い
Keychron K2今回購入した赤軸以外に青軸・茶軸のキースイッチのオプションがあり、さらに以下のバージョンがあります。
- ホワイトバックライト
- ホワイトバックライト、PBTキーキャップ
- RGBバックライト
- RGBバックライト、アルミフレーム
バックライトがホワイトとRGBから選べる他、ホワイトバックライトだとキーキャップの素材がPBTのもの(通常はABS)が選べ、RGBバックライトだとキーボードのフレームがアルミのもの(通常はプラ)を選べます。なお、アルミフレームでも底面はプラです。
今回購入した赤軸、RGBバックライト、ノーマルフレームのモデルは、本体79ドル、割引や送料込で91ドルでした。
一番安いホワイトバックライトモデルが69ドル、PBTキーキャップモデルが74ドル、一番高いRGBバックライト&アルミフレームモデルが89ドルなので、全体的に価格は安めです。
普通のテンキーレスキーボードに比べてコンパクト
よくあるテンキーレスキーボードって、矢印キーやPage Up等のキーがちょっと離れたところにありますが、Keychron K2はそのあたりのキーが文字キーのすぐそばにあるのでフットプリントが小さいんですよね。
近くにあることで押し間違うのでは?なんて思うかもしれませんが、全然そんなことはないです。
他にも、有線無線どちらでも使えるとか3台までペアリングできるとかありますが、まぁその辺は今ではそんなに珍しくもないかなって感じなので割愛。
Keychron K2のイマイチなところ
かなりいい感じのキーボードですが、ここだけはなぁってところもあったので紹介しますね。
キーボードの高さが高い
イマイチだと思ったのはキーボードの高さぐらいですかね。
Keychron K2、最初触った時にちょっと違和感があったんですが、それはキーボードの高さでした。
上の写真は普段使ってるウッドパームレストと並べたものなんですが、パームレストよりも少し高くなっています。実際に打鍵していてもキーの高さを感じますね。
FILCOのMajestouchや東プレのRealforceだと、パームレストよりもほんの少し低くなっているので、まぁ一般的なキーボードより高さがあるってことでしょう。
パームレストがないと多分しんどいし、パームレストあってもちょっと高いなぁって感じると思います。
ただ、Keychron純正のパームレストであればこの問題は解消されるかもしれません。
Win・Mac両対応で切り替えもカンタン、価格もそこそこで満足度の高いメカニカルキーボード
Keychron K2、Windows・Mac両対応なのはもちろんOS切替スイッチ一つで切り替えられるのがめっちゃ便利です。
デザインも結構かっこいいと思いますし、Cherry MX互換なのでキーキャップもたくさんあって自分好みにすることもできます。
それなりに機能性が高いわりに、値段もこのクラスのキーボードにしては安いと思うので気になる人はチェックしてみてください。
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