ワイヤレスモバイルモニター「KL Skyline GEN-9」をKiperlineから提供していただいたのでレビューします。
ワイヤレスで接続できるので場所を選ばず使い勝手のいいモバイルモニターですが、カラーには期待してはいけない感じです。
価格は19,980円。クーポンコード「KLcoupon」適用で20%オフで購入可能です。(2021年3月15日まで)
目次
Kiperline ワイヤレスモバイルモニター KL Skyline GEN-9
KL Skyline GEN-9本体。画面サイズは15.6インチで解像度はフルHD(1920×1080)です。
背面。驚くほど青い。
丈夫にステレオスピーカー、中央にVESA(75×75)対応のネジ穴があります。
USB-C to Cケーブル、ミニHDMI to HDMIケーブル、USB-A to Cケーブル(電源よう)ACアダプタ、写真にないけど取説です。
取説にはUSB-AをUSB-Cに変換するアダプタも同梱されると書かれていましたが、僕のには入ってませんでした。
インテーフェースはこんな感じ。
画像左から
- USB-C
- ミニHDMI
- USB-C(DisplayPort Altモード用)
- 3.5mmイヤホンジャック
- USB-C(電源用)
となっています。一番左(上)のUSB-CポートはiOSで有線接続する場合に使うもののようで、基本的にはミニHDMIもしくはAltモード用のUSB-Cポートを使うようです。
側面がカーブしてるので、ケーブルによってはちゃんと挿さらないかもしれないです(もちろん付属のケーブルは問題ない)
ボタンはボリュームボタンと電源/ファンクションボタンの2つ。OSDでバックライトや輝度、コントラストなどいろいろ変更できます。
KL Skyline GEN-9の仕様
KL Skyline GEN-9のスペックはこんな感じ。
パネルサイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
輝度 | 220cd/㎡ |
コントラスト比 | 700:1 |
リフレッシュレート | 60Hz |
表示色 | 262k(6ビット) |
色域 | DCI-P3 45% |
視野角 | 178° |
バックライト | WLED |
重量 | 900g |
簡単にワイヤレス接続できる
電源を接続するとこのような画面になります。接続方法についてかんたんに書かれているので、取説がなくても接続自体はサクッとできますね。
あ、最初から貼られてる保護フィルムは剥がして使いましょう(忘れてた)。
Androidの場合
Androidの場合はワイヤレス投影(GalaxyだとSmart View)でモニターを選択してキャストするだけです。超簡単。
こんな感じでサクッとキャストできます。
ちょっと大きな画面で動画視聴できていいですね。遅延は少しありますが、まぁゲームでもしなければ問題ないかなと思います。
iOSの場合
iPhoneの場合、まずWi-Fi設定からKL Skyline GEN-9に接続します(SSID、パスワードはモニターに表示されています)
そのあとKL Skyline GEN-9に表示されているIPアドレスにアクセスして、家のWi-Fiに接続します(初回のみ)。これをやらないとWi-FiモデルのiPadやMacでワイヤレス接続したときにネットが使えません。
するとKL Skyline GEN-9の表示がこんな感じに変わります。
で、画面ミラーリングでKL Skyline GEN-9を選択すればワイヤレスでミラーリングができるようになります。
Macの場合
Macの場合もiOSの場合と同様で、まずモニターのWi-Fiに接続、そしてミラーリングという感じです。最初にiOSでモニターから自宅のWi-Fiに接続しないとネット使えないので、
ディスプレイ設定から「ディスプレイミラーリング」のチェックを外せばサブモニターとして使うことができます。
Windowsの場合
Windowsの場合「Win + P」でディスプレイ表示設定を出して「ワイヤレスディスプレイに接続する」からモニターを選ぶだけ。
簡単にワイヤレス接続ができます。
Samsung Dexももちろん使える
Galaxyシリーズの場合、有線接続するとDexが使えます。
また、Galaxy Note 20以降であればワイヤレスDexも利用可能。無線なので遅延はあると思いますが、ケーブルがいらないので便利そうです。
有線ならケーブル1本でいける
有線接続の場合はUSB-Cケーブル1本でOKなのが便利ですね。有線だと遅延もないですし。
KL Skyline GEN-9のいいところ
KL Skyline GEN-9はとにかくワイヤレス接続が便利です。ワイヤレスなので多少遅延はあるんですが、動画を流しっぱなしにしておいたりSpotifyとかそんなにしょっちゅう使わないようなアプリを置いておいたり使い方はいろいろあります。そしてそれをケーブルを使わず実現できるわけですからね(電源は必要ですが)。
電源はモバイルバッテリーからでもOKなので、設置場所の自由度は非常に高いと思います。ケーブルの成約がないだけでこんなに使い勝手が上がるんだなって感じです。
KL Skyline GEN-9の微妙なところ
正直発色はあまりよくありません。なので、デザインや写真の編集なんかには使わないほうがいいかなと思います。一応OSDで色味を変えることは可能ですが、それでなんとかなる感じではないでしょう。
スタンドなどが付属されていないので、別途用意する必要があるのもちょっと微妙かもですね。
本体側面がなだらかにカーブしているおかげでケーブルを選びます。付属のケーブルであれば何の問題もありませんが、ものによってはちゃんと挿さらなそうな気配がしてますね。あと、ボタンの押し心地が微妙。
そして、個人的には背面の色は無難に黒で良かったんじゃないかなぁと思います。なんでこんな青いの…?
サブモニターとしての性能は正直微妙なところですが(カラーがなぁ…)、ワイヤレスで使えるのはわりと可能性を感じます。ケーブルの取り回しって割とだるいんですよね。
モバイルバッテリーから電源とればどこにでも置けるんで、ちょっと作業領域広くしたいな、このアプリだけ別で表示させたいなって時にサッと取り出して接続すれば使えるっていうのはワイヤレスの大きなメリットでしょう。
クーポンコード「KLcoupon」適用で20%オフで購入できるので、気になる人はチェックしてみてください。