容量6.7Lでグラボが搭載可能なSFFケース GEEEK M21 でコンパクトなゲーミングPCを組みました。
目次
GEEEK M21

今回の主役のGEEEK M21。
本体正面には電源ボタンとUSB Type-Cが1ポートあるだけとシンプルです。サイドパネルはメッシュタイプですが、オプションでクリアのアクリルパネルにすることも可能です。


サイドとトップのパネルを外すとこんな感じ。

オプションでM31用の背面パネルを購入することもできます。M21はロープロファイルグラボ+120mm簡易水冷クーラーですが、M31にするとショートグラボ+トップフロー空冷クーラーという構成に変更できます。
GEEEK M21の仕様と互換性
GEEK M21の仕様と互換性は以下の通り。
| モデル | M21 |
| カラー | ブラック・ホワイト |
| 素材 | SPCC |
| サイズ(W×H×D) | 130×240×215mm ※ゴム足と後部突起を除く |
| 容量 | 6.7L |
| 重量 | 2kg |
| I/Oポート | USB Type-C USB 3.2 Gen1・USB 3.2 Gen2からケーブルを選択 |
| CPUクーラー | 最大高さ:58mm |
| GPU | 最大長さ:210mm 最大高さ:70mm 最大幅(厚さ):50mm、2.5スロット |
| マザーボード | Mini-ITX |
| ストレージ | 2.5インチSSD×3 |
| ケースファン | トップ:120mm×1 |
| 電源 | Flex ATX |
| ラジエーター | 120mm×1 最大高さ:52mm |
| ライザーケーブル | 長さ:190mm |
パーツ構成
パーツ構成は以下の通り。
| CPU | Intel Core i5-13400 |
| マザーボード | ASUS ROG STRIX B760-I GAMING WIFI |
| メモリ | G.SKill Trident Z5 RGB DDR5 16GB×2 |
| グラボ | GIGABYTE RTX 4060 OC LP |
| SSD | Samsung 980 PRO 1TB |
| クーラー | Corsair H60x RGB ELITE |
| 電源 | GEEEK FSP FSP500-30AS 500W Flex ATX |
| ケース | GEEEK M21 |
以前組んだゲーミングPCから基本変わらず、ケースに入らないグラボと電源、CPUクーラーを変更しています。
グラボ:GIGABYTE RTX 4060 OC LP

グラボはロープロファイルのRTX 4060です。小さくて可愛いですね。

出力はDP×2+HDMI×2です。
クーラー:Corsair H60x RGB ELITE

CPUクーラーはCorsairの120mmラジエーターの簡易水冷クーラーです。水冷ヘッドの高さが58mmまでと制限があるので、120mmラジの簡易水冷でもケースに収められないものもあるので注意が必要です。
電源:GEEEK FSP FSP500-30AS 500W Flex ATX

電源はFlex ATXという規格のものを使います。SFXよりも更に小さい電源です。
実際に組んでみた

マザーボードを入れるとこんな感じ。この時点でかなり小ささを感じます。

パーツを全部組み込みました。ギッチギチ。
とはいえ、全部のパネルを外せるので、作業難易度は思ったより高くなかったですね。光り物が多いと大変だとは思います。


収まりが良くて美しい…


グラボ、電源側はこんな感じです。


サイドパネルを閉めるとこんな感じです。うっすらパーツが透けてるのがエロいっすね。

マウスと比較。めちゃめちゃ小さいのが伝わると思います。

電源入れました。パネルを閉めると隙間から光が漏れて綺麗です。
GEEEK M21、パーツ構成はかなり限定されますが実際の組やすさはサイズの小ささを考えると非常に簡単だと思います。
デスク上にゲーミングPC置きたいけどスペースがない、ゴリゴリのAAAタイトルをやるわけではないみたいな人にはかなりオススメなSFFケースです。

