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完全ワイヤレスイヤホン「Bragi The Dash」レビュー。未来が詰まりすぎててマジでヤバい

2017/02/20
ケーブルの一切ない、完全ワイヤレスイヤホン「Bragi The Dash」を購入、しばし使ったのでレビューします。 最初に言っておきますけど、こいつめっちゃオススメです。

完全ワイヤレスイヤホンが欲しい

2015年に登場し、12月に国内でも販売が開始された完全ワイヤレスイヤホン「EARIN」。 こいつを見たときから完全ワイヤレスのイヤホンが欲しかったんです。ただ、やっぱり見た目とかいろいろ考えるじゃないですか、あと製品の選択肢も少なかったし。 そして、ちょいちょいこの手の製品を見かけるようになってきたタイミングでAppleが発表した「AirPods」。W1チップ?すごいじゃないですか。でも、圧倒的にダサい(僕の主観です)。 うどんとか言われてるし、やっぱり白いアレが耳から出てるのは違和感ですよ。Apple好きなんだなぁというのは伝わりますけど。 あと、僕は耳の形状的にEarPodsがダメなんです。なにもしなくてもポロっと取れてしまうのでね。 そんな中、なんかの記事で見つけたこの「The Dash」。すごいところは後半に書くけど、ガジェオタの僕が購入を決意するまでのスピードはめちゃんこ早かった。まじでやばいぞこいつは…って感じでした。気づいたら届いてた。

Bragi The Dashの外観

というわけで早速開封じゃーーい。 パッケージ。無骨な外観はドイツメーカーっぽさがありますな。 パッケージ自体が取説になっています。箱を順番にめくっていけば基本的な操作を理解できるようになっているの、考えられているなぁという感じ。 同梱物、短めなmicroUSBケーブルと注意書きが書かれたやつ(日本語はない)、メーカーのステッカー、サイズ別のフィットスリーブと言われているやつ。 本体はケース兼充電器にしっかりと収まっています。 The Dash本体。めっちゃ光沢があってエモい。 裏側には充電用の端子があります。 こちらが充電器。LとRが書いてある優しさ。こいつで本体を最大5回までフル充電することが可能となっております。 micro USBで充電します。充電中は赤、充電完了で緑のLEDが点灯します。 The Dash自体を振ると本体のLEDがつき、その色で充電状態がわかります。青はフル充電、緑がhigh、黄色がmidium、赤がlowです。画像はフル充電の状態。 ちなみに、ケースにスライド式のフタをしていてもスリットが入っているので充電状態が分かります。

The Dashをスマホと接続する

イヤホンですのでね、スマホとペアリングして使いますよ。 両耳にThe Dashをはめ、右側のイヤホンを5秒長押しするとペアリングが始まります。まずは左右のイヤホンを接続したあとにスマホとのペアリングという感じ。何言ってるか聞き取れなかったんですけど、成功すると、英語でなんかアナウンスされて、「あ、なんか繋がったっぽい」みたいになります。右と左それぞれペアリングさせる感じです。なんとなく英語の指示に従いましょう() コードは表示されるのではなくThe Dashが読み上げてくれます。 左側をペアリングするときは先ほどとは逆で、The Dashが読み上げるコードを入力しました。 2つ接続したところ。左右の判別はできないようです。 センサーデバイスとして使用するには、専用のアプリが必要です。 アプリを起動したらイヤホンを両耳に装着。左上のステータスがConnectedになればOK。 The Dashのバージョンが確認できたりもします。 アップデートが来てた。 PCに接続してソフトウェアのアップデートができるよとのこと。あとでやる。

The Dashができること

こいつ、こんなに小さいのにできることが多すぎて吐きそう。 まず、光沢のあるイヤホン表面がタッチパネルになっていて、触れることで操作ができます。 タップ・スワイプ・ホールドに反応し、耳につけたままでコントロールできちゃうんです。 右側のイヤホンで
  • タップ:曲の再生/一時停止
  • ダブルタップ:次の曲へ
  • トリプルタップ:前の曲へ
  • スワイプ:マスターボリューム調整
の操作ができます。 右側を外すと勝手にスリープモードに入り、再度両方をつけると自動で再生が開始されたりというのも超便利。スマホずっとポケットの中に入れててもある程度の操作ができちゃう。 もちろんマイクを内臓しているのでこれでハンズフリー通話もできます。ジャイロセンサーも内蔵していて、着信を受ける・拒否るといった操作を顔を縦・横に振るというモーションで行うことも可能です。 トランスペアレンシー(周囲の音をマイクで拾ってイヤホンに出力する機能)という、ジョギング時なんかには便利な機能もあるんですけど、これも左側のイヤホンをスワイプすることでこの機能のオン/オフを切り替えることもできます。 左側のイヤホンには心拍数・時間・カロリーなどを計測するセンサーを搭載していて、ランニング・サイクリング・スイミングを選んで活動量計としても使えます。 先述の専用アプリでその記録を見ることが可能です。 また、左側のイヤホンを長押しするとアクティビティモードに移行でき、そこからランニング・サイクリング・スイミングの選択、アクティビティのスタートなんかもできちゃいます。まぁ僕はアクティブじゃないのでたまに心拍数みて「へぇ〜」って思うくらいなんですけど。 そうそう、アクティビティにスイミングってあるんですけど、こいつは完全防水なので水中でも使えちゃいます。水中だとスマホ使えないやんけ!って思いますよね、僕も思います。 でも、こいつは本体に4GBのストレージを内蔵しており、PCと接続して曲をインポートすることができるんです。The Dash単体でミュージックプレイヤーとしても機能しちゃうんです。やばいでしょ。 動作時間は最大4時間。あまり長くはないかもですが、そもそもそんな長時間音楽聴きっぱなしってことはないし、使わないときはケースに入れておけばその間に充電してくれますからね。普段通勤に使う分には全く困っておりません。 …っとまぁめちゃんこ詰まっていて未来感のあるイヤホンなんです。ガジェオタ的にはもうたまらんアイテムです。

The Dashのいいところ、ちょっと残念なところ

The Dashを1週間ほど使ってみたので所感というか。 まずはいいところ。
  • デザイン
  • フィット感
  • 音質
  • 機能性・操作性
  • バッテリー持ち
  • ボリュームを細かく変更できる
これはほんと主観ですけど、少なくともAir Podsよりはデザインかっこいい。全体的に未来っぽさを感じるデザインで個人的にはめちゃくちゃ好き。 フィット感も良好です。軽くヘドバンする程度ではビクともしないです。S・M・Lとあるフィットスリーブは、イヤピース部分だけではなくイヤホン全体を覆う感じになっていて、耳のくぼみの部分のサイズに合わせられます。僕は現状XS(初期状態)で使ってますが、それで全然ぴったりという感じです。 完全ワイヤレスだし音質はある程度犠牲かな〜と思っていましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。普通に音質いいと思います、個人的には。 機能性、操作性は先述の通り。このちっこい本体にどんだけ機能詰め込んでるんだよと。エモいですよこいつは。そして、タップ等での操作もとてもいい感じ。 連続動作時間も全然いいと思います。こいつ自身のバッテリー持ちというか、ケース兼充電器があるおかげで基本的にバッテリーに余裕がある状態で使えるという安心感ですかね。気が付いたときにケースごと充電しておけばOKですしね。 個人的にめっちゃいいなと感じたのはボリュームの調整が細かくできるところ。The Dashを接続すると、The Dash側のボリューム(マスターボリューム)とiPhoneのボリュームを別々にいじることができます。 マスターボリュームの方が変化が大きくて、iPhone側は細かいという感じなので、ジャストなボリュームにできて嬉しいです。今までのBluetoothイヤホンだと「あーその中間のボリュームにしたいのに!」みたいなことが結構あったので。 一方で感じたイマイチなところは、
  • バッテリー残量がiPhoneから確認できない
  • 操作時の効果音が消せない
  • Bluetoothの接続がイマイチな時がある気がする
過去にBluetoothのイヤホンを使っていたときは、iPhone側から残量を%表示で確認できていたんですが、The Dashではそれができないようです(左右別だから?)。 まぁ、本体のLEDでなんとなく把握できますし、ケースに入れておけば勝手に充電してくれるのでそこまで困ってはいませんが。ファームのアップデートでなんとかなるんでしょうか。せめてアプリからは確認できるようにしてほしかったなーと。 再生/停止、マスターボリュームの調整などの操作をするとフィードバックという意味で効果音が鳴るんですが、この音がちょっと大きいんですよね。個人的にはなくてもいいので、消せないのは残念。 あと、接続がちょっと不安定な時があるような気がします。頻発はしませんがたまに音楽がブツブツ切れるような感じというか。そういうときはiPhoneを右側のイヤホンに近づけると結構回復します。

まじでオススメな完全ワイヤレスイヤホン

Bragi The Dash、早くも今年のベストバイになりそうな予感すらしています。まじでイノベーションって感じ。これがテクノロジーか…ってなりました。 デザインも機能面もかなりしっかり作り込まれているなぁと思います。改善点もありますが、ファームウェアのアプデで対応してくれたりしないかなぁみたいな感じです。頼む。 お値段3万円強と、決してお手頃とは言えないですけど、予算におさまるならまじでこれ買った方がいいよ!って言えるレベルではいい製品です。超オススメ。 The Dash – Bragi
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