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Mac mini Mid 2011にSSDを増設した後の設定とか

Mac mini Mid 2011にSSDを増設した後の設定とか

2013/01/22
Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting eyecatch 先日Mac miniにSSDを増設するところまで書きましたが、今日はその続きです。

OSの再インストール

SSDの増設が終わりましたら「Command +R」キーを押したまま電源を入れます。Wirelessキーボードだと起動音の「ジャーーーン」が鳴った後すぐに押すのがいいようです。 すると、リカバリーモードで起動します。 Mac OS Xユーティリティ画面が表示されるので、まずは「ディスクユーティリティ」を選択。 SSDをフォーマットします。 パーティションタブを選択し、適当に名前をつけて「Mac SO 拡張(ジャーナリング)」でフォーマットします。 Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 1 SSDのフォーマットが終了したらOS Xの再インストールです。 Mac OS Xを再インストールを選択し、画面に表示される項目を進んでいけばOKです。 Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 2 これでOSの再インストールは完了!

HDDのフォーマットとホームディレクトリの変更

次にHDDをフォーマットします。もちろんデータのバックアップ等が完了している前提です。 ディスクユーティリティを開き、消去タブを選択。 SSDの時と同様適当に名前をつけて「Mac SO 拡張(ジャーナリング)」でフォーマット。 Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 3 はい、これでフォーマットが完了しました。 次にホームディレクトリの変更です。 何もしない状態だとSSDにホームディレクトリが設定されているので、それをHDDに変えちゃいます。 これを行うことでSSDの方にはシステムデータだけを置くことができます。 システム環境設定を開き、「ユーザとグループ」を選択 カギをクリックして変更できるように optionキーを押しながらアカウントをクリックすると「詳細オプション」と出てくるのでクリック。 Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 4 「ホームディレクトリ」の部分をHDDに設定してやります。 Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 5 これでユーザ以下のディレクトリがHDDになりました。

Trimを有効にする

SSDは使い込んでいるとパフォーマンスが低下していきます。 それを自動で解消してくれるものを「Trim」というのですが、Macだと自分で入れたSSDだとTrimが無効になっています。 これではSSD本来の性能を常に発揮出来ないので、Trimを有効にします。 専用のアプリがあるのでそれを使います。 Trim Enabler
上のリンクから「Trim Enabler」をダウンロードして起動、OFFになっている部分をクリックしてONに設定。 Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 6 あとは再起動をするだけ! Trimが有効になっているかどうかは「システム情報」で確認出来ます。 Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 7 ちゃんと有効になってるね! これで一通り完了です!

どのくらいパフォーマンスが向上したか

「結局SSDにしてどんだけ速くなったの?」 ってことで実際に検証してみた。 Blackmagic Disk Speed Testを使いました まずは初めから入っていた500GBのSSD Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 8 そしてSSD Mac mini 2011 mid ssd expansion after setting 9 書き込みで3倍弱、そして読み込みはなんと10倍以上の速度が出ています! HDDの状態でそこそこ使用していたのでパフォーマンスの低下はあるかと思いますが、それにしても素晴らしい進化です! Mac miniはコスパに優れています。 メモリ交換も非常に簡単ですし、SSD化もちょっと頑張ればできちゃいます。 BTOで高い値段払わなくても自分でいろいろできますからね。 メインマシンとしてまだまだ現役で行けると思います!