デル アンバサダープログラムのモニターに参加して、NEW ALIENWARE m15をお借りしていました。
約1ヶ月ほど使ってみたので、スペックや使用感などをレビューします。
ノートPCでゲームしたい!ノートPCで写真や動画編集したい!という人には結構いい感じのPCだと思います。
目次
NEW ALIENWARE m15の外観
こちらがNEW ALIENWARE m15。ボディにはプレミアム素材のマグネシウム合金シャーシを採用。カラーはルナライト(シルバーホワイト)とダークサイド オブ ザ ムーン(ダークグレー)の2色。かっこいいなおい。今回借りたモデルはルナライトですね。
高さは18.3mmと、前世代のALIENWARE m15のよりも薄くなっています。
後ろ側にはHDMI 2.0bポート、Mini-Displayポート、Thunderbolt 3ポート、Alienware Graphics Amplifierポート、電源ジャック。
左側面にはLANポート、USB 3.1 Gen 1 Type-Aポート、イヤホンジャック。
右側面にはUSB 3.1 Gen 1 Type-A ポート×2。
進化したAdvanced ALIENWARE Cryo-Tech v3.0はCPUファン、GPUファンの直径を大きくすることでエアフローを改善し、より冷却性能をアップ。
キーボードは日本語配列です。もちろんNキーロールオーバーにも対応。
バックライト搭載なのでカッコいいし、暗くてもよく見える。
電源ボタンはALIENWAREのロゴになってます。
そしてこいつも光る。
今回お借りしたモデルは15.6インチの4K 有機ELディスプレイ、リフレッシュレート60Hz、応答速度1ms、100,000:1のコントラスト比、輝度400nits, のものです。
標準搭載はフルHD、リフレッシュレート60Hz、応答速度25ms、800:1のコントラスト比、輝度300nitsで、応答速度144Hzや240Hzのオプションも用意されています。
ACアダプタです。圧倒的サイズ感!デカイ!
NEW ALIENWARE m15のスペック
今回お借りしたNEW ALIENWARE m15のスペックは以下の通り
OS | Windows 10 Home |
CPU | Intel Core i7-9750H |
メモリ | 16GB 2×8GB DDR4 2666MHz |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 8GB GDDR6 Max-Q デザイン |
ディスプレイ | 15.6インチ 4K 有機EL (3840×2160) |
ストレージ | 512GB (2x 256GB PCIe M.2 SSD) RAID0 |
インターフェイス | Power/DC-inポート KillerネットワークE3000ギガビット イーサネット ポート タイプA USB 3.1 Gen 1ポート×2 タイプA USB 3.1 Gen 1 ポート(PowerShare テクノロジー対応) Thunderbolt 3 ポート Alienware Graphics Amplifierポート HDMI 2.0 b出力ポート (HDCP 2.2 対応) Mini-DisplayPort 1.4 出力ポート オーディオ出力用1/8インチ ポート Nobleロック ポート |
サイズ(H×W×D) | 17.9~20.1×360.5 ×276 mm |
重量 | 約2.16kg |
CPUは第9世代のIntel Core i7-9750H。2019年4月に発売されたハイエンドノートPC向けのCPUです。6コア12スレッドで動作周波数は2.60GHz(ターボブースト時4.5GHz)と、モバイル向けですが性能は高めですね。
グラフィックスはNVIDIA GeForce RTX 2070。NVIDIAの最新世代Turingのミドルハイクラス位置するグラフィックボードです。標準搭載は2060で、2080のオプションもあります。ディスプレイが4Kなので、2070 or 2080くらいを選びたい感じはあります。
メインメモリはDDR4 2666 16GB。ゲームやオフィスなど、普通の用途であれば十分でしょう。オプションで32GBや64GBも選べるようになるともっといいなぁとは思います。
ベンチマークでNEW ALIENWARE m15の性能をチェック
ベンチマークソフトを使ってNEW ALIENWARE m15の性能を確認していきます。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
中程度の重さの「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」ベンチマーク。解像度は4Kで、品質を変えて検証。
4K 最高品質で「とても快適」、高品質以下では「非常に快適」でした。これくらいなら4Kでガンガンプレイできそうですね。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION
結構重めの「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチ。こちらも解像度は4Kです。
流石に高品質だと「やや重い」になりました。標準品質でも「普通」です。ちなみに解像度をフルHDにしたら高品質でも「快適」でした。
PCMark 10
PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 10」。
3DMark
3Dベンチマークソフトの「3DMark」
CINEBENCH
CPUの性能を計測する「CINEBENCH」。
モバイル向けCPUなのでそれなりといった感じですかね。スコアは僕が最初に組んだときのRyzen 7 1700よりも低いです。
CrystalDiskMark
今回お借りしたモデルはストレージが512GB(2x 256GB PCIe M.2 SSD) RAID0です。
CrystalDiskMarkで速度を計測してみました。
PCIe接続としてはちょっと遅め?と思いましたが、普通に使う上では十分な速度が出ています。
Lightroom RAW→JPG書き出し
個人的にはこれが大事。Lightroomでの書き出し速度ですね。
Nikon Z 7(8,256×5,504px) で撮影した写真100枚を、リサイズなし、 解像度72pixel/inch で書き出したときの速度を計測。
結果は7分20秒。ノートPCと思えば全然ありじゃないでしょうか。編集作業自体も結構快適だったので、ゲーミングPCは写真が趣味な人にも結構オススメな感じがあります。
所感
約1ヶ月ほどALIENWARE m15を使ってみた所感。
- 見た目カッコいい
- 画面キレイ
- 性能結構いい感じ
- デカくて重い
- クリエイター向け作業にもオススメ
NEW ALIENWARE m15、まず見た目がカッコいいですね。今回お借りしたモデルはルナライト(シルバーホワイト)ですが、ツートンカラーになっていて好き!って感じです。ダークサイド オブ ザ ムーン(ダークグレー)も普通にかっこよさそう。
そして4Kの有機ELディスプレイはマジでキレイ。ゲームもそうですが、Netflixとか観るのも最高だし、写真編集してても結構テンションが上りました。FPSとかをやるなら解像度はフルHDでリフレッシュレート144Hzとか240Hzのやつを選ぶといいと思います。
性能面も結構満足できました、FF14であれば4Kにしても快適にプレイできますしね。LightroomやPhotoshopの動作も単体であれば割とサクサク。ただ、Chromeでタブいっぱい開いたり、たくさんのアプリケーションを並行して動かしたりしているとキツそうだなーと思ったので、32GB、64GBのオプションも用意されてるとなお良しという感じです。
一昔前のゲーミングノートPCと比較すればかなり薄く、軽くなったと思いますが、でも2kgオーバーは結構重いので持ち運びって感じではないですよね… 家でしか使わないなら自作でもいいのでは?とも思いますが、ディスプレイなどを別途用意しないといけないとか、4Kの有機ELディスプレイとか選ぼうと思ったらそれだけで結構なお値段しちゃうとかもあるので、ほどよい選択肢ではあるなぁと感じます。
NEW ALIENWARE m15はゲーミングPCですが、圧倒的に美しい4K 有機ELディスプレイやパワフルなCPUなど、いわゆるクリエイター向けの作業にも適しているなぁという感じがします。
僕はあれもこれも欲しい!みたいな感じで結局自作PCを組みましたが、ノートPC派の人もいるでしょうし、脳死でMacbook Pro最高!とならずにこういったゲーミングPCも選択肢に入れておくと、かなり世界が広がるんじゃないかなと思います。