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Nikon D850の主な仕様
とりあえず、その圧倒的なスペックを見てみましょう。有効画素数 | 4575万画素 |
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画像処理エンジン | EXPEED 5 |
ISO感度 | ISO 64~25600 拡張 ISO 32~102400 |
フォーカスポイント | 153点 |
AF検出範囲 | -4~+20EV |
連続撮影速度 | ・EN-EL15a使用時、マルチパワーバッテリーパック MB-D18(電源がEN-EL15aまたは単3形電池の場合)使用時、およびパワーコネクターとACアダプター使用時 CL:約1~6コマ/秒 CH:約7コマ/秒 QC:約3コマ/秒 ・マルチパワーバッテリーパック MB-D18(電源がEN-EL18bの場合)使用時 CL:約1~8コマ/秒 CH:約9コマ/秒 QC:約3コマ/秒 |
モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) 約236万ドット(XGA) |
記録媒体 | XQDカード、SDカード |
サイズ | 約146×124×78.5mm |
質量 | 約1005g(バッテリーおよびXQDカードを含む、ボディーキャップを除く) 約915g(本体のみ) |
動画 | ・3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p ・1920×1080:60p/50p/30p/25p/24p ・1280×720:60p/50p ・1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍) |
その他 | Wi-Fi、Bluetooth Ver.4.1 |
Nikon D850の特徴
フラッグシップとしてかなり期待大なNikon D850。 その特徴の中でも、新しいもの、というか個人的に気になったものにフォーカスして紹介します。裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサー採用
機構ブレ・シャッター音なしで撮影する「サイレント撮影 モード」
静止画ライブビュー時に、先幕、後幕ともに電子シャッターを使用する「サイレント撮影」が可能。 機構ブレやシャッター音がないので、静かな場所での撮影や、超望遠時などのブレを極限までなくしたい場合にかなりいい感じです。自然光下での最適なホワイトバランスが得られる「自然光オート」
新たに導入されたホワイトバランス「自然光オート」は、予め判別すべき光源を自然光に限定することで自然光下でさらに適切なホワイトバランスが得られます。 主に風景撮影などをする場合にはかなり良さそうです。より狭い範囲にピントを合わせられる「ピンポイントAF」
静止画ライブビュー時、ノーマルエリアAFの約1/4のサイズのフォーカスポイントで、非常に狭いエリアに高精度でピント合わせをすることができます。 小さい被写体にピントを合わせたいときに役に立ちますね。物撮りが捗る予感…!マニュアルフォーカス時に効果を発揮する「ピーキング」
ライブビュー時、ピントのあっている範囲を視覚的に確認できる「ピーキング」表示が可能になりました。 画面内で最もピントがあっている部分の輪郭をカメラが自動検出して色付きで表示してくれます。拡大表示時も有効なので、開放で撮影するときなんかには非情に便利。カメラ内「RAW現像」の一括現像(しかも速い)
D850はカメラ内のRAW現像を一括で行うことが可能。しかも、1000コマのRAW現像現像がたったの約25分でできるというではありませんか。 カメラ内RAW現像、頻繁に使うわけではないんですけどたまにやるんですよね。でも、やっぱりスピードが遅いんだよなぁとか思ってたんですけど、一括&それなりの速さでできるなら結構使いやすそうだなと思います。倍率約0.75倍の光学ファインダー
ニコンのフルサイズ一眼レフでは最大のファインダー倍率約0.75倍を実現!視野率は上下左右で約100%。 ファインダー像が大きくなるので被写体や構図の確認がしやすくなります。 ファインダー倍率、先代のD810が約0.70倍、D5でも約0.72倍なのでかなりすごい!他にも新しい機能・スペックとして
- 8Kのタイムラプスムービー撮影
- サイレントインターバルタイマー
- FXフォーマットベースの 4K UHD動画撮影
- フルHD時の4倍スロー、5倍スロー撮影
- 動画撮影時のピーキング
- アスペクト比1×1の撮影