Omakerさんより
Quick Charge 2.0に対応したUSB充電器を提供していただきました。
実際どんなもんよーと比較してみたのでよろしければ。
Quick Charge 2.0対応USB充電器
箱、シンプル。
micro USBケーブルと取説が付属。
手のひらサイズ。
プラグは折りたたみ式です。
ポートが2つあって、片方がQuick Chargeに対応してます。
ノーマルポートの方は出力が5V/2.4A、Quick Chargeの方は通常5V/2Aで、Quick Charge対応デバイスを充電する際は9V/2Aだったり12V/2Aになったり。
コンセントに挿すとLEDが光ります。
Quick Chargeで充電されてると、LEDが緑に光る
そうでない時は青。
そもそもQuick Charge 2.0ってなにさ
Quick Charge 2.0ってのはアメリカののQualcommが開発した充電規格。対応するチップセットを内蔵したスマホとかで利用できて、今では結構な端末が対応してます。ドコモでは急速充電2って言ってます。
これが出る前も急速充電ってのはあったんですが、それらは充電電流を大きくして充電速度を上げるものでした。そのままどんどん電流を増やしてったら危ないんじゃね?ってことで、Quick Charge 2.0は電圧を増やすことで充電速度を速くしています。
つまり、速いってことだな。
Quick Charge 2.0は速いんか?
で、実際速いんすか?ってことで、この充電器を使った場合と、Ankerの5ポートUSB充電器を使った場合で比較を。
QC 2.0に対応しているXperia Z3 Compactを被験体に。
10%→100%の時間を比較。
まずはAnkerのやつ。
残量 |
経過時間 |
10% |
0:00 |
20% |
0:10 |
30% |
0:20 |
40% |
0:32 |
50% |
0:43 |
60% |
0:54 |
70% |
1:06 |
80% |
1:18 |
90% |
1:34 |
100% |
2:07 |
こんな感じ。
続いてQuick Charge 2.0対応充電器。
結果は以下。
残量 |
経過時間 |
10% |
0:00 |
20% |
0:10 |
30% |
0:23 |
40% |
0:34 |
50% |
0:44 |
60% |
0:54 |
70% |
1:05 |
80% |
1:17 |
90% |
1:32 |
100% |
2:06 |
比較。
残量 |
経過時間 |
Anker USB充電器 |
Omaker USB充電器 |
10% |
0:00 |
0:00 |
20% |
0:10 |
0:10 |
30% |
0:20 |
0:23 |
40% |
0:32 |
0:34 |
50% |
0:43 |
0:44 |
60% |
0:54 |
0:54 |
70% |
1:06 |
1:05 |
80% |
1:18 |
1:17 |
90% |
1:34 |
1:32 |
100% |
2:07 |
2:06 |
なるほどあんまり変わらないw
なんですかね、こういうこともあるってことですかね。
Quick Charge対応デバイスを同時に充電することはできない…
そうそう、この充電器、Quick Chargeで充電してるともう片方のポートは使えません…(モバブのLEDが光ってませんね)
でもまぁそういう時はQuick Charge対応のデバイスをQuick Chargeじゃない方のポートで充電すればOKなんですが。
両方ともQC 2.0対応だった場合、2つを同時に充電することはできないんです。電圧が足りないのだろうな。
もちろん、そうでない奴は普通に充電可能ですよ。
最近はスマホ以外にもQC 2.0で充電できるものも出ていたりするので、そういったやつを充電するのにはいいんじゃないでしょうか。