Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とJoy-Con(ジョイコン)の分解・外装交換したのでその手順を解説します。
Switch本体はカンタンですが、Joy-Conは結構大変でした。
※保証対象外になるので、やるときは自己責任で。
動画でも解説しています。
目次
Nintendo SwitchとJoy-Conの分解・外装交換に必要なもの
まずは外装交換に必要なものを紹介。
交換用のシェル
なんと言っても交換用のシェルが必要です。
僕はAliexpressで購入したんですけど、届くまでに1ヶ月以上かかりました。探せばAmazonでもあったりします。
トライポイントドライバー、プラスドライバー
Switch、Joy-Conの内部はプラスドライバーを使いますが、1番外側はトライポイントネジ(Y型ネジ)で固定されています。
購入したシェルにドライバーがついてなければ用意しましょう。
僕は以下のようなたくさんのドライバーがセットになったやつを持っていますが、こういう時に便利です。
分解用工具
これは必須というわけではありませんが、隙間に差し込んでこじ開けるツールがあると便利です。
Switch本体の外装交換
それではSwitch本体の外装交換の手順を解説していきます。
まず、バックパネルからトライポイントネジを4本外します。
スタンド下のmicroSDカードリーダー部分のプラスネジを1本外します。
本体底部からプラスネジを2本外します。
本体上部からプラスネジを外します。
左右のレールからプラスネジを1本ずつ外します。
バックパネルを取り外します。
ゲームカードスロットのフタを固定しているプラスネジを外します。
スタンドを固定しているプレスネジ2本を外します。
スタンドと蝶番のようなパーツを固定しているプラスネジを外します。
シェルを変え、逆の手順で組み立てればSwitch本体の外装交換は完了です。
Joy-Con(L)の外装交換
Joy-Con(L)の外装交換手順です。
バックパネルからトライポイントネジを4本外します。
ピックなどのツールを隙間に差し込んでバックパネルを外します。
レール側にはケーブルがあるので注意してください。
バッテリーコネクタを持ち上げるようにして外します。
バッテリーを取り外します。
バッテリーケースのネジ3本を外します。
ZLボタンのケーブルが接続されているので、コネクタロックを解除して外します。
マイナスボタン、Lボタンのケーブルを外します。
ジョイスティックを固定しているネジ2本とケーブルを外して、ジョイスティックを取り外します。
レール部分を接続している2本のケーブルを外します。
基盤を固定しているネジを2本と、マイナスボタンとLボタンの基盤を固定しているネジを3本外します。
振動パックを取り外します。一緒に基盤も付いてきます。
交換用シェルにボタン、基盤等を取り付けます。
バックパネル側です。
レールを固定しているネジを外します。
テープで固定されているレールを取り外します。
レール基盤に付いているネジを2本外して基盤を取り外し、SL・SRボタンを移植します。
パーツを交換用のシェルに移植します。
バッテリーケース部分です。
ZLボタンを取り外します。ピックなどのツールを使うと外しやすいです。
ボタンの下にバネが2本あるので、失くさないように慎重に作業したほうがいいです。
ZLボタンの下にある基盤を外します。
その後、交換用シェルに逆の手順でパーツを取り付けます。
フロントパネル、バックパネル、バッテリーケースに全てのパーツが付いていることを確認したら、それぞれを合わせていきます。
Joy-Con(R)の外装交換
Joy-Con(R)の外装交換手順です。一番難易度が高いと思います。
バックパネルのY型のネジを4本外します。
バックパネルを取り外します。ケーブルがあるので注意してください。
バッテリーコネクタを持ち上げるようにして外します。
バッテリーを取り外します。
アンテナチップを取り外します。
アンテナチップのコネクタを外します。
バッテリーケースのネジ3本を外します。
ZRボタンのケーブルが接続されているので、コネクタロックを解除して外します。
レール部分を接続している2本のケーブルを外します。
ジョイスティックのケーブルを外します。
ジョイスティックを固定しているネジ2本を外します。
その後、ジョイスティックを取り外します。
マザーボードを固定しているネジを2本外します。
振動パックのコネクタを外し、振動パックを取り外します。
その後、マザーボードとモーションIRカメラを取り外します。
僕はモーションIRカメラのケーブルを外してしまい、組み立て時にめっちゃ苦労したので…
ボタンを移植して、各パーツを逆の手順で取り付けます。
バックパネル側。
レールを固定しているネジを外します。
テープで固定されているレールを取り外します。
レール基盤に付いているネジを2本外して基盤を取り外し、SL・SRボタンを移植します。
逆の手順でパーツを装着していきます。
最後にバッテリーケース。ここは左と同じです。
ZRボタンを取り外します。
ボタン下の基盤を取り外したら、基盤とボタンを交換用シェルに装着します。
その後、フロントパネル、バックパネル、バッテリーケースに全てのパーツが付いていることを確認したら、それぞれを合わせていきます。
左右のJoy-Conの外装交換が完了しました。
めっちゃかっこよくないですか?
自分好みの色にできて楽しい
今回はクリアパープルのシェルを買いましたが、AmazonやAliexpressを探せば他にも色んな種類の交換用シェルが売っています。
頑張ったのもあって、非常に所有欲が満たされます…めっちゃいい…
保証対象外になるのでオススメ!とは言えませんが、気になる人はチャレンジしてみてください。