本サイトは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています

XperiFirmとFlashtoolを使ってftfを作成する方法

2014/08/08
ftfを作る時は、今まではPCC、SUSを使ってもととなるファイルを作る必要がありました(今はPCCのみ)。 しかし、もととなるファイルをダウンロードできる「XperiFirm」というツールが公開されて、カンタンにftfを作れるようになったので、その手順を解説します。 【追記】 最新版のFlashtoolは、XperiFirmが統合されてよりカンタンにftfを作成できるようになっています。

XperiFirmでftfのもととなるファイルをダウンロード

XperiFirmはxdaで配布されています。
[TOOL] XperiFirm ~ Xperia Firmware Downloader [v4.5.0] – XDA Forums 「Java Runtime Environment」が必要なのでそちらもダウンロードしてインストールしましょう。 ダウンロードしたzipファイルを解凍して、「XperiFirm.exe」を実行。 リストが表示されるので、端末、CDAを選び、ダウンロードしたいビルド番号(一番右)をダブルクリックします。
「Download」をクリック。この際、「Unpack automatically」のチェックを外しておきましょう。
ファイルを保存する場所を選んで「OK」をクリック。
待ちます。
「Downloaded successfully!」と出たら完了。確認ダイアログは「いいえ」でOK。
このように、「FILE_XXXXXXXXX」ができているはずです。

Flashtoolでftfを作成

Flashtoolを起動し、Tools > Bundles > FILESET Decryptを選択。
Source Folderの「…」をクリックしてFILE_XXXXXXXXXがあるフォルダを選択。全てのファイルを選択して「->」をクリック。
「Convert」をクリック。
Decyptが進むと、以下の画面が表示されます。Deviceの右のボックスをダブルクリックして端末名を選択します。
ずらっと出てくるので、ダブルクリックで選択していきます。
BrandingとVersionを入力したら、folder listにある全てのファイルを選んで「->」をクリック。
Firmware contentにftfに含まれるものが表示されます。「Create」をクリックすると、ftfの作成が始まります。
「Bundle creation finished」と表示されれば完了です。
Flashtoolのfirmwareフォルダに作成したftfファイルがあるはずです。

スゴく簡単に作れます。これなら持ってない端末や過去のビルドのftfも余裕ですね。
モバイルバージョンを終了