ASUSのゲーミングマウス「TUF Gaming M4 Air」をレビューします。
中空のピラミッド型フレームで構成されるAir Shellデザインを採用し、47gという超軽量ボディを実現している有線ゲーミングマウスです。
メーカーから製品を提供していただきレビューしています。
目次
ASUS TUF Gaming M4 Air の外観
こちらがASUS TUF Gaming M4 Air本体。マットブラックでサラサラとした手触りです。
中空ピラミッド型フレームで構成される超軽量のAir Shellデザインを採用しています。
基本的には左右対称ですがサイドボタンが左側にしかないので右利き用のマウスですね。
スクロールホイールの下にはDPI変更ボタン(機能は変更可能)が配置されています。
左側にはサイドボタンが配置されています。大きさが手前と奥で違うので押しやすい。
右側にボタン類はありません。
正面
けつから。肉抜きされたボディが男心をくすぐりますね…
底面も軽量化のために肉抜きされています。
2mのケーブルは、柔らかく軽量、そして柔軟性のあるパラコードを採用しているのでケーブルが邪魔で操作しづらいといったことがないです。
それでも気になる人はマウスバンジーを使いましょう。
肉抜きされた隙間から内部の基盤がチラッとみえるの、よいですね…
プリント基板にはIPX6の撥水性保護コーティングが施されていて、水をこぼした場合や湿気から保護してくれます。手汗が多い人でも安心。
また、細菌の繁殖を抑え、マウスの表面やボタンを清潔に保つ「ASUS抗菌ガード」という銀イオン処理が施されいます。
TUF Gamingのロゴがさりげなく。
ホイール部分の凹凸は、よく見るとTUF Gamingのロゴマークのようになっています。
ASUS TUF Gaming M4 Air の仕様
ASUS TUF Gaming M4 Airの仕様は以下の通り。
サイズ (L×W×H) | 126×64×40mm |
重量 | 47g |
ボタン数 | 6 |
インターフェース | 有線(USB 2.0) |
ケーブル長 | 200cm |
読み取り方式/センサー | 光学センサー/PixArt 3335 |
トラッキング速度 | 400 IPS |
加速度 | 40G |
DPI | 100~16000DPI |
ポーリングレート | 1000Hz |
特筆すべきはその軽さ。47gとめちゃめちゃ軽量です。Finalmouse Ultralight 2どスペック上は同じ。
Armoury Crateで様々なカスタマイズが可能
ASUS TUF Gaming M4 Airは、ASUSのユーティリティソフトArmoury CrateもしくはArmoury IIで様々なカスタマイズが可能です。
「」では、各ボタンの挙動を変更できます。キーの同時押しやマクロなども登録することが可能。
「パフォーマンス」では、DPIボタンを押したときに設定されるDPIやポーリングレートを変更できます。
「キャリブレーション」では、リフトオフディスタンス(マウスを持ち上げた時にセンサーの反応が消える距離)の調整ができます。
お手頃価格で超軽量、手のひらも蒸れないゲーミングマウス
1週間ほどゲームプレイで使ってみた感想を。
まず、47gという軽さなので手が全然疲れません。普段はRazerのBasilisk Ultimateという107gのマウスを使っているので、TUF Gaming M4 Airはその半分以下。本当にマウスを持っているのか?となるレベルで軽い。
肉抜きされたボディなので、手汗の多い僕でもマウスと手のひらの間のしっとり感が全くなく、非常に快適にゲームをプレイすることができました。
有線マウスですが、パラコードを採用しているためケーブルが鬱陶しいなと感じることもありませんでしたね。
価格も約7,000円ほどとお手頃なのも嬉しいですね。
個人的に気になったのは左右クリックボタンとサイドボタン。クリックが固めでクリック音も結構大きいなと感じました。ゲーム中はヘッドフォンをしていますが、それでもまぁちょっと聞こえるな~くらいで、個人的にはもう少し静かな方がよかったなと。
また、ボタン数が最低限なので、そこが気になる人もいるかなと思います。軽量級マウスはそもそもあんまりボタン多くないので、ターゲットが違うだけ感もありますが。
これといった欠点が特にないので、有線のゲーミングマウスを探している人は選択肢に入れてもいいのではないかと思います。