年末恒例のアドベントカレンダー参加記事です。
今年も、ぜろ(@_0_zero)さん主催の「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2022」に参加しています。今年一番「買って良かった!」と思うデジタルガジェットについて語るということなんですが、今年もみんな「どこからそんな金が湧いてくるんだ?」という感じで買い物してて気持ちが良いですね。
昨日はてんび~の記事で、発売ホヤホヤの α7R V をベストバイに挙げていました。こんな高いの勢いで買えるなんて、相当稼いでらっしゃいますね。
2022年のベストバイは「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」
僕も相変わらず自作PCにノートPCにコンデジにゲーミングデバイスに…と例年通り散財してしまったわけですが、今年のベストバイはNikonの標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S にしました。
このレンズの発表前どころかZマウントがリリースされてからずっと待ち望んでいたレンズだというのが主たる理由ですが、今一度 NIKKOR Z 24-120mm f/4 S の素晴らしいところをお伝えできればなと。
実質24mm~180mmで幅広く使える
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S の良さはまぁこれに尽きると言っても過言ではないかなと。
焦点距離は24-120mmですが、クロップすることで1.5倍の180mmまで使えます。
使用ボディが高画素機のZ 7IIということもあり、クロップしても約2,000万画素の写真が撮れるので気兼ねなくクロップして撮ってます。
今は機会が減ってしまいましたが、旅行に行ったときなんかはこれがめちゃめちゃ活きてきます。画角は足で稼げるとはいえ、物理的に不可能なこともあるので180mmまでいけるのは助かりますね。
Z 7発売時にキットレンズとして売られていたのが24-70mm f/4で、「なんで105mmまでないんだ、おかしいだろ早く24-105mm出してくれ」とずっと思い続けて、発表されたら24-120mmでしたというサプライズもめっちゃ嬉しかった記憶があります。
作例はこちらの記事で。
最大撮影倍率高めで物撮りにも向いている
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S の最短撮影距離はズーム全域で35cm、最大撮影倍率は0.39倍です。
ハーフマクロとまでは言えないですが、今まで使っていたレンズの中ではバツグンに寄れます。Z 7IIでの撮影の9割くらいが物撮りということもあり、毎度「いいねぇ…」と感じています。
これだけ寄って撮れれば十分じゃないかなと思います。それでもまだ寄る余裕があるのがすごい。
大三元に比べて小型・軽量
焦点距離が24-120mmとはいえ、F4通しの小三元なのでF2.8通しのいわゆる大三元レンズに比べると小型で軽量です。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S と比べるとこんな感じ。
24-120mm f/4 | 24-70mm f/2.8 | |
---|---|---|
サイズ (最大径×全長) | 約84mm×118mm | 約89mm× 126mm |
重量 | 約630g | 約805g |
サイズの差はちょっとだけですが、重量が150g以上軽いです。
カメラバッグに突っ込んでしまえば誤差レベルですが、ストラップで首からぶら下げたり手持ちで歩いていればじわじわ負担が蓄積されていくくらいの差はあるんじゃないでしょうか。
APS-Cレンズの方が小さいとかはZマウントでいいAPS-Cボディが出たときに考えます。頼むから早く出して。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S は、小さくて軽くて焦点距離のカバー範囲が広くて良く写るレンズです。まじでめっちゃいい。
大三元ならではのボケ感や解像感はないですが、僕の用途であればこのレンズで十分満足。友人たちが24-70mm f/2.8で撮る写真を見て「さすが大三元だなぁ~」と思うことはもちろんありますけど。
ここまで不自由なく使えるレンズ、Zマウントユーザーならぜひ1本所有しておいたほうがいいんじゃないかと思うレベルです。
買ってよかった。ありがとうニコン。
この記事は、ぜろ(@_0_zero)さん主催の「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2022」の22日目の記事です。
明日はSyobonさんの記事です。彼も色々買っているイメージあるので、何がベストバイになるか楽しみです。