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DAN Cases C4-SFXで組むコンパクトなゲーミングPC|ビルド編

Dan CasesのSFFケース「C4-SFX」でコンパクトなゲーミングPCを組みます。

前回の「DAN Cases C4-SFXで組むコンパクトなゲーミングPC|パーツ構成紹介編」で紹介したパーツで実際に組んでいきます。あと、C4-SFX自体もいいケースなので紹介できればなと。

パーツ構成

まずはパーツ構成をおさらい。

CPUIntel Core i5-13400
マザボASUS ROG STRIX B760-I GAMING WIFI
メモリG.SKill Trident Z5 RGB DDR5 16GB×2
グラボASUS Dual RTX 4060 Ti
SSDSamsung 980 PRO 1TB
電源Corsair SF600
クーラーNoctua NH-D12L
ケースDan Cases C4-SFX

詳細は前回の記事を読んでいただければ。フルHDでゲームができればいいかなぁくらいの感じです。

Ryzen + RadeonでゲーミングPCを組んでから、ケースを色々変えて楽しんでたんですが、ぼちぼち構成からガラッと変えようと思ってパーツを色々揃えました。…
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DAN Cases C4-SFX

組む前に、今回の主役であるDAN Cases C4-SFXをじっくりと見てみましょう。

こちらがDAN Cases C4-SFX。サラサラとした手触りで高級感がありますね。

トップ・サイド・フロントパネルを外しました。内部のブラケットはほぼ全部取っ払うことができます。

各ブラケットを外すとこんな感じ。作業しやすそうでめちゃいい。外そうと思えばフレームもバラせます。

こういったSFFケースではマザーボードとグラフィックボードが背中合わせになる”サンドイッチレイアウト”のケースが多いんですが、C4-SFXは電源ユニットをケースのフロント側に配置した”フロントPSUレイアウト”のケースです。

小型ですがグラフィックボードをマザーボードに直挿しすることが可能。

フロントには電源ボタンとUSB Type-C(USB 3.2 Gen2)ポートが1つ。かなりシンプルですね。

底面の縁を覆うようなでっかいゴム足がついています。設置面からの高さを確保し、エアフロー効果が得られる構造になっています。

C4-SFX の仕様と互換性

C4-SFXの仕様と互換性は以下の通り。

製品名C4-SFXv1
カラーブラック・シルバー 
素材アルミニウム&スチール
サイズ
(D×W×H)
350.2 × 166 × 253mm
350.2 × 166 × 253mm(脚込)
重量3.7 Kg
容量14.7 L
I/OポートUSB Type-C(USB 3.2 Gen2)×1
マザーボードMini-ITX/DTX/Deep-ITX
グラフィックボード3スロットの場合:長さ340mmまで
3.9スロットの場合:長さ336mmまで
空冷CPUクーラー高さ145mmまで
水冷CPUクーラーラジエーター:240/280mm
ポンプ高さ:80mmまで
ドライブ2.5インチHDD/SSD×2
ケースファントップ:120/140mm×2
サイド:120/140mm×2
バック:80/92mm×1
電源SFX/SFX-L

容量14.7LとSFFケースとしてはやや大きいですが十分コンパクトです。

最大3.9スロットまでのグラボをサポートしてるのが魅力的ですね。長さは336mmまでなのでFEモデルになっちゃいますが、4090も搭載可能です。

また、280mmまでのラジエーターをサポートしてるのもポイント。結構ハイエンドなCPUもいけちゃいそうですね。

空冷クーラーは高さ145mmまでサポートしています。NocruaのNH-D12Lが搭載できちゃうのはすごいっすね。

実際に組んでみる

実際にC4-SFXでゲーミングPCを組む様子をダイジェストで。

マザーボードにCPU、メモリ、SSDを搭載したらケースに組み込みます。

PSUブラケットに電源ユニットを取り付け。

ケースに固定します。

CPUクーラーを取り付けました。

グラボも取り付け。デュアルファンなのでずいぶんと余裕がありますね。

トップにケースファンを取り付けられますが、今回はなしでいきました。

サイドのファンブラケットを取り付け。とりあえずサイドのケースファンはなしで運用します。

反対側から見るとこんな感じ。

ちょっと見づらいんですが、グラボと電源の間に通気口があります。この通気口はFEモデルのグラボ用のもので、排熱を外に逃がすために設置されています。

これで完成です。ケースに余裕があるので組む難易度は低いかと思います。

短いグラボなので余白が…

全てのパネルを取り付けるとこんな感じ。かっけぇっす。

Lian Li A4-H2Oと比べるとこんな感じ。左がC4-SFX、右がA4-H2Oです。

11Lと14.7Lなので一回りくらい大きさが違いますね。

ハイエンドな構成も搭載可能な夢のSFFケース

というわけでDan Cases C4-SFXでゲーミングPCを組んでみました。パネルやブラケットをほとんど取り外せるのでめちゃめちゃ組みやすかったです。SFFケースは組むのがしんどいケースもたくさんあるので、この組やすさはめっちゃグッド。

今回は空冷CPUクーラーを使いましたが、280mmラジまでの簡易水冷も搭載できるので、もうちょいハイエンドなCPUでもいけそうです。グラボも最大3.9スロまでいけるんで、ハイエンドな構成で組むことも可能。小さいのに強強っていうのはロマンがありますね。

C4-SFX、めっちゃいいです。正確にはC4-SFX v1で、すでにバージョン2となるC4-SFX v2のリリース計画が進められています。v2では4スロットグラボやMicro-ATXのマザボに対応するようです。かなりデカくなりそう…。

長くなったのでベンチとかはまた次回。

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