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Premiere Proのハードウェアエンコードで動画の書き出し時間が爆速になった

2020/05/25

Youtubeの動画編集にはAdobe Premiere Proを使っています。

Premiere Proの動画書き出し(エンコード)はCPUパワーを使うので12コアのRyzen 3900Xを導入したことでかなり快適になったんですが、最新バージョンでハードウェアエンコードに対応しました。

また、NVENCというハードウェアエンコーダの統合により書き出し時間がかなり速くなったとのことなので、早速試してみました。

Premiere ProのNVENC対応

Premiere Pro バージョン14.2ではNVIDIAのGeForceやQuadro GPUでのハードウェアエンコードに対応。

従来のCPUを使ったエンコードに比べて最大5倍の速度でファイルを書き出すことができるようです。

これまでも、NVIDIA CUDAコアを使った動画エンコードができましたが、NVENCを使ってH.264、H.265/HEVCの書き出し時間も速くなります。

Premiere Proのハードウェアエンコードを試す

実際に書き出し時間を測定してみましょう。

試したのは以下の動画。10分ちょいのフルHDの動画です。

結果は以下の通り。

ソフトウェアエンコード(CPU)が7分11秒、ハードウェアエンコード(GPU)が6分11秒でした。

それなりにハイスペックなCPUなので、差が少なかったのかな?

書き出し中のCPUとGPUの使用率はこんな感じでした。

処理をGPU側に任せる事によって、余裕が生まれています。同時並行で他の作業をしても余裕っすね。

ほとんど使われていなかったGPUがしっかり仕事をするようになりました。

GTX 1070ですが、まだ余裕すらあります。

4Kで本領を発揮した

フルHDだとあまり差がなかったので10分の4K動画を書き出してみました。結果は以下。

ソフトウェアエンコード(CPU)が9分38秒、ハードウェアエンコード(GPU)が2分47秒でした。

CPUでも動画の時間より短い時間で書き出せててすごいな~って思ってましたが、ハードウェアエンコードだとさらに1/3以上早い時間でした、すげぇ…


今までもプラグイン等を使うことでハードウェアエンコードは出来たようですが、機能として載ったことはとてもいいことですね。

Youtubeに動画投稿するならWinの方が圧倒的によくね?となる結果でした。すごい。

現在メインで使っている自作PCは、CPUがRyzen 7 3700Xです。 8コア16スレッドでRAW現像も動画編集もストレスなく使うことができています。 です…
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