「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(ミニスーファミ)」、超楽しいですね。
20タイトル+未発売の「スターフォックス2」の21タイトルを収録していて懐かしさがヤバイです。が、プリインストール以外のゲームは遊べないですし、21タイトル全てがドンピシャということもなかなかないでしょう。
しかしどうやらこのミニスーファミをハッキングしてROMを追加できるツールがあるとのことだったので、実際にゲームを追加してみました。
※システムの書き換え等を行うので保証外になる可能性があります。実行は自己責任で。
ミニスーファミにゲームを追加する手順
まずは準備。hakchi2をダウンロードしてインストール。
ファイルは
- hakchi2_web_installer.exe
- hakchi2.zip
- hakchi2_debug.zip
の3つがありますが、一番上のインストーラー版が推奨されています。
hakchi2を実行するとこんな感じのメッセージが出ます。気にせず実行。
起動すると、最初に使用するコンソール(機種)を選択するウインドウがでます。「Super Famicon Mini」を選択しましょう。
起動しました。バッチリ日本語で安心。
最初にカーネルのDumpを行います。これをやらないと、カーネルの書き換えに失敗するとミニスーファミが起動しなくなります。メニューの「カーネル」から「カーネルをダンプ」を実行します。
メッセージウインドウが出るので指示に従います。ミニスーファミとPCをmicro USBケーブルで繋いだら、リセットボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。
PCからデバイスの認識音が聞こえたらリセットボタンは離してOK。「ドライバーをインストール」をクリック。
ウインドウが開いてドライバーのインストールが始まります。
ドライバーのインストールが終わるとカーネルのダンプが開始されます。しばし待ちましょう。
「完了!」と出ればカーネルのバックアップが完了。カスタムカーネルの書き込みとかに失敗しても、こいつを戻せばOKというわけです。
一度スーファミの電源を切ってPCでとの接続を解除し、hakchi2側でROMを準備しましょう。
ROMファイルをhakchi2のウインドウにドラッグ&ドロップするとリストに追加されます。あ、ゲームソフトを持ってて自分自身でROMに変換した場合じゃないと違法になる可能性があるので気をつけましょうね。
右側のゲームオプションはスーファミミニ側で表示される内容です。パッケージ画像は自分で用意するかGoogle検索で自動取得するかを選べるのでお好きな方をどうぞ。
「設定」メニューからは、ページ、フォルダの構造とかも設定できます。この辺もお好みで。
ゲームを追加したら、「選択さらたファイルを NES/SNES ミニへ同期」をクリック(ショートカットキーはF5)。
最初はカスタムカーネルを書き込む必要があるよってウインドウが出るので「はい」をクリック。
カーネルダンプ時同様、リセットボタン押しっぱなしで電源をオンにし、PCがミニスーファミを認識したらリセットボタンを離しましょう。
カスタムカーネルの書き込みが開始されます。
「おめでとう!」と出ればOK。
そのままゲームのアップロードが始まります。
「完了!」と出たら作業は終わり。
なお、書き込みに失敗した場合は、「カーネル」メニューから「オリジナルカーネルを書き込み」を実行してダンプしたカーネルを書き込みます。ミニスーファミ側の操作はダンプ時と同様。
ミニスーファミに追加したゲームで遊んでみる
ミニスーファミを起動させて追加したゲームがちゃんとあるか確認してみましょう。
おおお、スーパードンキーコング2が追加されてる!
テンション上がったものの、動作はしませんでした。残念。
動作するのはスーファミ用ソフトの75%以上とのことです。
ミニスーファミの可能性がどんどん広がるな…!という感じがしますね~!
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