
Nikonから発表されたDXフォーマットのフラッグシップ機
D500。欲しすぎます。
しかし、値段も値段(25万)なので、
同じDXフォーマット機であるD7200とスペックとかを比較して心を落ち着かせようかと。
D500とD7200、ざっくりスペックを比較

まずは仕様を比較してみます。
| D500 | D7200 |
画素数 | 2088万画素 | 2416万画素 |
画像処理エンジン | EXPEED 5 | EXPEED 4 |
ファインダー視野率 | 約100% | 約100% |
ファインダー倍率 | 約1倍 | 約0.94倍 |
連続撮影速度(最大) | 約10コマ/秒 | 約7コマ/秒 |
ISO感度 | ISO 100〜51200 拡張 ISO 1640000 | ISO 100~25600 拡張 ISO 102400相当 |
フォーカスポイント | 153点 | 51点 |
動画 | 4K UHD(3840×2160)/30p | 1920×1080:30p/25p/24p |
モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル) 約236万ドット(XGA) 視野角170° 視野率約100% 明るさ調整可能 | 3.2型TFT液晶モニター 約122.9万ドット(VGA) 視野角約170° 視野率約100% 明るさ調整可能 |
サイズ | 約147×115×81mm | 約135.5×106.5×76mm |
質量 | 約 860g | 約765g |
これだけ見てもD500強い…
ちょっと細かく見てみます。
ボディについて
まずはボディ。
D7200が約135.5×106.5×76mm/約765gなのに対してD500は約147×115×81mm/約860gになっています。
860gってのはフルサイズ機よりもちょっと重いくらい(D610:約850g、D750:約840g)。僕は現在850gのD600を使っているので気にはなりませんがね。
素材には
炭素繊維複合素材とマグネシウム合金を採用し、構造は
モノコック構造となっているため、耐久性を維持しながらも薄型化・軽量化に成功しています。D7200はマグネシウム合金を上面・背面カバーに使用しています。
なお、どちらも同等の
防塵防滴性能を有しています。
有効画素数はちょと抑えられた
有効画素数は
D7200が2416万画素、
D500が2088万画素です。D7200よりちょっとだけ抑えられていますが、新開発のセンサーを採用しています。
なお、D7200、D500とも
ローパスフィルターレスです。
画像処理エンジンが最新のEXPEED 5に(D5と同じ)
D500の画像処理エンジンは最新のEXPEED 5。これはD5と同じ奴ですよ。
D7200の採用するEXPEED 4も評判は上々でしたが、果たしてEXPEED 5の実力はどんなもんなんでしょうか。
ファインダー視野率はどちらも100%、倍率はD500が1倍に
ファインダー視野率はどちらも100%、見たままの写真が撮れます。ファインダー倍率はD7200が0.94倍だったのに対してD500は1倍に。ファインダーを覗いた時にみえる絵がちょっとだけ大きくなります。撮影が捗りそうです。
アイピースが丸型に

見た目もちょっと変わりました。D810やD5と同じ
丸型のアイピースです!かっこいいぜ…
丸形アイピースだとフラッグシップ機って感じがしますねwDX機だとD500だけです。
連写性能が大幅にアップ

連写性能も上がってますよ。D7200は最大7コマ/秒でしたが
D500は10コマ/秒です。しかもその速度で
最大200コマまで連続撮影が可能です。
内蔵バッファの容量が大きくなったのと、最新の画像処理エンジンによるものでしょう。すげえ。
バッファが少ないといくら連写が速くても、途中で撮影できなくなっちゃいますからね。にしても20秒も10コマ/秒ですることなんてないとは思いますがw
より高感度に強く

常用感度はD7200がISO 100〜25600で
D500がISO 100〜51200。倍です。やはり新型センサーとEXPEED 5の恩恵ですね。
しかも
拡張感度はISO 1640000相当! D7200がISO 102400なので10倍以上です。もうよく分からん世界wD5はなのでもっと凄いですけど。
まぁ、最大感度で撮影することなんてほぼないでしょうが、どんなもんか気になりはしますね。常用感度も上がっているので、暗所で動きの速いものを撮る時に大活躍してくれそうな気がします。楽しみ。
フォーカスポイントは驚きの153点(D5と同じ)

フォーカスポイントは
D500が153点。ファインダー全体がフォーカスポイントって言ってもいいレベルだし、よりフォーカスの精度が上がってます。
中央部と周辺部の99点はクロスセンサーで、さらに捕捉性に優れています。
D7200はフォーカスポイント51点でクロスセンサーは15点。全然違いますな(フルサイズ機もこんなもんです)。
また、D500は中央のフォーカスポイントで-4 EV、その他フォーカスポイントすべてで-3 EVを実現しているため、
暗所でも余裕でフォーカスがあいます。捗りそう…
AFについてもFXフラッグシップ機のD5と同等。すげえぜD500!
4Kの動画撮影に対応

D500は
4K UHD(3,840×2,160px)/30pでの動画撮影に対応しています。D7200は1920×1080/30pです。最大29分59秒まで記録可能。
また、フルHD記録時には
上下、左右、回転の3方向の電子手ブレ補正と、白とびや黒つぶれを抑えた自然な明るさの映像が得られる「
アクティブD-ライティング」というのも使えるようです。
液晶モニターも進化

D500は液晶モニターも進化してます。
まずは
チルト式のタッチパネルになりました。チルト式の液晶は主に動画撮影なんかで役に立ちそうですね。タッチパネルなので直感的な操作が可能になりますが、使ったことがないので便利さはわかりませんw
解像度も上がってます。D7200は122.9万ドットだったのに対してD500は
236万ドット。液晶モニタでもそれなりにピントチェックができそうです。
その他、D500で変わったこと

D500は
Wi-Fi、Bluetoothを内蔵して
NFCにも対応します。
「SnapBridge」というアプリをインストールしたスマホと常時常時接続し、画像の転送、日・位置の自動同期、リモート撮影が可能に
「SnapBridge」リリース全文(PDF)
記録メディアは
XQDカードとSDカードのダブルスロットです。XQDカードは、速度理論値2.5Gbpsというめちゃめちゃ転送速度が速い記録メディア。その分値段も高いけど…
汎用性もそんなに良くないけど、これから主流になっていくのかな?まぁ、こいつによってD500の連射性能を十分に活かすことができるんだろうなぁという感じですね。
SDHC・SDXCもUHS-II規格に対応するので、とりあえずはこっちを買っておこうかなと思います。
っとまぁ、D500とD7200を比較したわけですが、D500すごいですね!そりゃ値段も高いわけだ…
心を落ち着かせるつもりが、ますますD500欲しくなってしまいましたねw
Nikon DXフォーマットのフラグシップ機「D500」が欲しすぎる
25万、頑張ろう…
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