UGREENのUSB-Cドッキングステーション「Revodok Pro 314」をレビューします。
14ポートをまとめた多機能モデルで、最大3画面出力に対応しつつ、価格も比較的手頃なのが特徴です。ノートPCまわりを一つにまとめたい人に使いやすい構成になっています。
メーカーに製品を提供していただき、レビューしています。
外観


外箱はシンプルで、対応ポートがひと目で分かるデザインです。

同梱物は本体、ACアダプタ、各国向けの電源ケーブル、USB-Cケーブル。

ACアダプタはなかなか大きいです。据え置き前提だと思うので気にならないかもですが。

前面はにUSB 10Gbpsポート(USB-C×2+USB-A×1)、SDカード/microSDカードスロット、オーディオなど使用頻度が高い端子が集まっています。

背面はHDMI×2、DP、ギガビットLAN、5Gbps USB-Aなどを搭載。スマホなどを充電できる27WのPD出力もあります。

縦置き時の両側面は大きめの通気口があります。

底面にはゴム足。結構グリップ感があって、USBメモリの抜き差しは片手でも問題なく行えました。

アルミ外装で質感が良く、ビルドクオリティも高め。長く使えそうな雰囲気がある全体的にしっかりした作りで、安定感のある据え置きドックという印象でした。
仕様
| カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| 映像出力 | HDMI 2.0 ×2(4K/60Hz) DisplayPort 1.4(4K/120Hz) |
| データ | USB-C(10Gbps)×2 USB-A(10Gbps)×1 USB-A(5Gbps)×2 |
| カードリーダー | SDカード(170MB/s) microSDカード(170MB/s) |
| ネットワーク | ギガビットイーサネット(1Gbps) |
| オーディオ | 3.5mmジャック |
| 電源 | DC入力、USB-C PD出力(27W)、USB-Cアップストリーム(最大100W) |
USB系は10Gbps対応が複数あり、SDカードの170MB/sも実用的。普段使いには十分なスペックです。Thunderbolt対応ではないので、高速なデータ通信が必要な人には向かないですが。
また、注意点として、Macで使う場合は外部3画面はミラー表示になり、別々の出力はできません。Windowsであれば問題ないのでMacユーザーかつ外部モニターが複数ある人は気をつけましょう。
UGREEN Revodok Pro 314 のいいところとイマイチなところ
UGREEN Revodok Pro 314 のいいところ
- ビルドクオリティが高く、筐体がしっかりしている
- 3画面出力に対応(Windows)
- USB 10Gbpsポートを前面に3つあって使いやすい
- 価格が控えめで手を出しやすい
UGREEN Revodok Pro 314 のイマイチなところ
- Thunderboltには非対応
- Macは3画面すべてミラーになる(拡張は不可)
- ACアダプタが大きくて重い
使っていて良かったのは、全体の作りがしっかりしていて、高負荷時でも本体が熱を持ちすぎないところでした。USB 10Gbpsポートが前面に複数あるのも便利で、外付けSSDやUSBメモリの抜き差しが多い人にはありがたい構成です。
一方でThunderboltほどの帯域はないため、大容量データのやりとりが多い人には向きません。また、Macでのマルチディスプレイは実質ミラー表示だけになる点も人を選ぶところです。
UGREEN Revodok Pro 314は、多ポートで扱いやすく、Windowsで複数モニターを使いたい人に向いたUSB-Cドックです。
ビルドクオリティが高く、据え置き環境の中心にしやすい設計です。Thunderboltほどの高速性を求めないなら、価格とのバランスも良く選びやすいモデルだと思います。
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