メインのマウスはロジクールのMX Master 3を使ってるんですが、最近VALORANTっていうPCゲームをはじめて、MX Master 3だとちょっと重いなぁと感じるようになったのでゲーミングマウスというやつを買ってみました。
購入したのはRazer(レイザー)の無線ゲーミングマウスViper Ultimate。
数日使ってみたので使用感などをレビューします。
目次
Razer Viper Ultimateの外観
箱です。
同梱物はViper Ultimate本体、microUSBケーブル、充電ドック。(と、取説とか)
Viper Ultimateを上から見るとこんな感じ。シンメトリーなデザインです。
真ん中はそれなりに凹んでいて、親指、薬指、小指でホールドしやすい。
正面。左右クリックとスクロールホイール。左右クリックは光学式のスイッチになっていて、チャタリングが発生しないようになっています。
けつ。結構平べったい感じですね。Razerロゴは電源を入れたり充電してると光ります。
左側面。サイドボタンが2つあります。
右側面にもサイドボタンがあります。左利きの人でも使いやすい感じですね。
全体的にマットな質感ですが、両サイドはラバーになっていて滑りづらくなっています。
microUSBポートはだいぶ奥まったところにありますが、充電の際は後述するドックを使うのでまぁ別に問題はないです。
底面。右側にあるスイッチは、上がDPI変更ボタン、その下が電源スイッチです。
端子はドックと接続するためのとろこですね。
USBレシーバーも底部に収納されています。
Razer Viper Ultimateの仕様
Razer Viper Ultimateのスペックは以下の通り。
サイズ | 約 126.7×37.8×37.8mm |
重量 | 約74g |
ボタン数 | 8 |
センサー | Razer Focus+ |
スイッチ | Razer Optical Mouse Switch |
DPI | 100~20000 |
接続 | 有線・無線(2.4GHz) |
バッテリー持続時間 | 約70時間 (ライティング不使用時) |
特筆すべきはやはり軽さですね。約74gと無線ゲーミングマウスではダントツの軽さです。普段使ってるMX Master 3が140g以上あるので、約半分。マウスをガンガン動かすようなゲームだと軽いのは正義だと思うので、ここはポイント高いです。
スイッチには「Razer Optical Mouse Switch」という光学式のスイッチが使われています。物理的な接触がないので耐久性が高くなっています。仕様上チャタリングがないらしい。
DPIは100~20000の間で50刻みで変更することが可能。ちなみに、デフォルトでは400/800/1600/2400/3200が割り当てられています。
ゲーミングというだけあって、1,680万色で光ります。かっこいいぜ。
操作性
本体が薄めなので持ち方によってはちょっと持ちづらく感じるかもしれませんが、重量が軽いのでそのせいでめっちゃ操作しづらいわ~~~!みたいなことはないかなと思います。
個人的には、かぶせ持ちかつまみ持ちで、サイドに来る3本の指で微調整しながらエイムするみたいな感じが使いやすかったですね。
左右クリックは結構静かでゲーム実況とかしたい人にもよさそう。クリック感は結構軽めなんですが、戻る力がちょっと弱いなという感じがします。指の力を少し抜くだけでは戻らないこともあったりします。まぁこの辺は好みだと思いますが。
ホイールはしっかりとした抵抗感があって気持ち重めです。ゲームで使うと考えると誤爆が少なくなるのでいいと思います。
サイドボタンはあんまり出っ張ってないので押しづらいかな?と思ったんですが、全然そんなことはなかったです。
両サイドにボタンがあるので便利かな?と思ったんですが、薬指・小指側のボタンは押しづらい(というか誤爆する)ので実用的ではないですね。
とはいえRAW現像や動画編集のようなコンマ数秒が大事ではないような場合は普通に便利だと思います。
ワイヤレスだし、74gという軽さのおかげもあってめっちゃよく滑ります。多分ソールも関係してると思います。
DPIを高くするとコントロールしづらい可能性もありますが、僕は800とかで使ってるんでむしろ使いやすいなと思っています。
充電の手軽さがやばい
充電ドックにViper Ultimateを置くと充電が開始されます。わざわざケーブル(しかもmicroUSB)を挿さなくていいので手軽なのはもちろん、定位置を決めておけるのがいいですね。
G Pro Wirelessとかだとワイヤレス充電に対応したマウスパッドがあったりしますが、別売りだし金額もそれなりに高いですよね。
Viper Ultimateの充電ドックは付属なので嬉しい(充電ドックが付属せず2,000円ほど安いやつもあります)。
なお、LEDをオフにしたときのバッテリー持続時間は約70時間です。使わないときは充電ドックに置いとくみたいな使い方をすれば使用中にバッテリーが切れるってことはないでしょう。
また、充電ドックにUSBレシーバーを差し込めば、充電ドックをレシーバーとして使うことも可能です。ケーブル長も1.8mあるので、PCに直接レシーバーを差し込むと遠くて動作が安定しない場合などに便利。
Razer Synapseで様々なカスタマイズが可能
Viper UltimateはRazer Synapse 3というRazerのデバイス統合ソフトに対応しています。
機能盛りだくさんすぎるのでサクッと紹介しますね。
それぞれのボタンを押したときの挙動を変更できます。キー割り当てはもちろんマクロも組めます。
底部のDPIボタンを押したときのDPIを設定できます。デフォルトは400/800/1600/2400/3200の5ステージ(5段階)ですが、ステージ数も変更できます。
ポーリングレートはマウスの操作情報を1秒間に何回パソコンへ送信するのかというやつで、125/500/1000から選べます。まぁ1000でいいでしょう。
Razerロゴの光り方をいろいろ調整できます。僕はRazerカラーを常時点灯にしてます。
なお、充電パットの底面のフチにもLEDライティングがあり、そこの色とパターンも変えられます。
リフトオフディスタンスの調整が可能です。リフトオフディスタンスというのは、マウスを持ち上げた時にセンサーの反応が消える距離のことで、これが長すぎるとマウスを持ち上げて移動させたときに、無駄なカーソル移動が発生してしまいます。
僕はデフォルトで使ってますが、困ったことはないですね。
スリープモードにするまでの時間や、低電力モードに移行するバッテリー残量を変更できます。
いじった設定はプロファイルとしてマウスの内蔵メモリに1つ、クラウドに4つの計5つ保存することが可能です。
また、ゲームごとにどのプロファイルを適用するかを選択することも可能。ゲームごとに設定を変えてる人にはいいですね。
Viper Ultimateは完成度の高いワイヤレスゲーミングマウス
軽量なワイヤレスゲーミングマウスといえばロジクールのG Pro Wirelessが思い浮かぶと思いますが、
- 見た目
- 充電の手軽さ
- 軽さ
という部分に惹かれてRazer Viper Ultimateを選びました。
ゲーミングマウスを買うのは初めてなんですが、完全に買って正解だったと感じます。
普段結構重いマウスを使ってるからだと思いますが、74gという軽さはまじで正義。ガンガンマウスを動かしても手首が全然疲れません。すごい。
G Pro wirelessと比較して確実に優れていると思うのは充電の手軽さですね。付属の充電ドックに置くだけでいいというのは本当に便利。USB-Cならあんまり気にしないかもですが、普段使わないmicroUSBなので、ここはかなり気に入っています。
光学式スイッチの耐久性やセンサー性能については比較してないのでなんとも言えないところですが、使っていて不満を感じるようなことはまったくないので性能は高いんだと思います。
価格は17,000円程度と決して安くはありませんが、その価格に見合った性能があるので、安いマウスをいろいろ試すよりも、初めから良いマウスを買うほうが絶対にいいと思いますね。これ買って失敗ということはないと思うので。
代わりに、マウスのせいで負けたなんて言えなくなってしまいますがw
ゲーミングマウス史上最強と言われるのも頷ける、非常にいいマウスだと思います。