第3世代Ryzen(Zen 2)でPC組むぞ~ということで、いろいろパーツを買い足したわけですが、ようやっと実際にPCを組み上げました。
CPUはRyzen 7 3700X。今まではRyzen 7 1700を使っていたわけですが、実際にどれくらいパフォーマンスが上がったのかなどを紹介していこうと思います。
目次
自作PC、ガンプラより簡単説
というわけでPCを組んでいきますよ。といっても各パーツをはめはめして、ケースに入れて、ケーブルを接続するだけです。超簡単です。
構成は以下の通り。
CPU | AMD Ryzen 7 3700X |
マザーボード | ASUS TUF B450-PRO GAMING |
メモリ | CORSAIR DDR4 VENGEANCE LPX 2666MHz 16GB×4 |
システム用SSD | Samsung SSD 512GB 960 PRO M.2 |
データ用SSD (M.2) | Crucial SSD M.2 1000GB P1 |
データ用SSD (2.5インチ) | Samsung SSD 860 EVO 1TB |
グラフィックボード | ASUS ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING |
電源ユニット | オウルテック Seasonic FOCUS+ シリーズ 750W 80PLUS GOLD |
ケース | NZXT H510i |
パーツの紹介もしているのでよければそちらもご覧ください。
CPUをセット。
メモリやらM.2 SSDやらを接続。
CPUクーラーを取り付けます。
もう1枚のM.2 SSDを忘れてました。
ケースに入れてグラボとかを接続すれば完成!このケース、5インチベイを取り付けるスペースなんてものはないのでかなりスッキリして見えますね。
裏側です。結構配線頑張りました。蓋を閉めてしまえば見えない部分ですが、キレイにしたいですよね。
電源入れました。CPUクーラーとファン、そしてケースについてるLEDが光ります。オタクなので赤系にしました。かっこいいいいいい!!!!
Ryzen 7 1700→Ryzen 7 3700Xでどれくらいパワーアップしたのかを検証
さて、今回の自作PCはCPUを第3世代Ryzen(Zen 2)に変更したのが最大のポイントなんですが、それによってどれくらいパフォーマンスがアップしたのかをベンチマークなどで検証していきます。
CINEBENCH
まずはCPUベンチマークソフトのCINEBENCHを。いまはR20が最新ですが、R15でも測定しました。
結果が以下。
Ryzen 7 1700 | Ryzen 7 3700X | |
CINEBENCH R15 | 1360 | 2041 |
CINEBENCH R20 | 3082 | 4611 |
大体1.5倍くらいのスコアが出ました。無印とX付きとはいえすごいな。
FF14ベンチ
まずはファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク。
グラボはGTX 1070を流用していますが、CPUも使っているので検証。解像度はフルHD、WQHD、4Kで最高品質の3パターンで測定しました。
Ryzen 7 1700 | Ryzen 7 3700X | |
3840×2160 最高品質 | 5464 とても快適 | 5503 とても快適 |
2560×1440 最高品質 | 9995 非常に快適 | 10920 非常に快適 |
1920×1080 最高品質 | 11528 非常に快適 | 14983 非常に快適 |
フルHDだとかなり差が出ました。とはいえ4Kじゃない限りどちらでも「非常に快適」なんですけども。FF14は中程度の重さのゲームなのでまぁこんなもんなんでしょう。
FF15ベンチ
続いてFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK。これは結構重めの部類ですね。
Ryzen 7 1700 | Ryzen 7 3700X | |
3840×2160 高品質 | 2766 やや重い | 2816 やや重い |
2560×1440 高品質 | 4791 やや快適 | 4889 やや快適 |
1920×1080 高品質 | 6436 快適 | 6701 快適 |
流石に4Kだとカクつきましたが、どの解像度でも3700Xの方がスコアは上でした。FF15はもっと強いグラボじゃないと厳しいんですね。
Lightroomの書き出し速度
僕はゲームをしないので個人的にはこれが一番大事、Lightroom書き出し (RAW→JPG) 速度です。
D850 (8,256×5,504px) で撮影した写真100枚を、リサイズなし、 解像度72pixel/inch で書き出したときの速度を比較しました。
Ryzen 7 1700では5分21秒かかっていたのに対してRyzen 7 3700Xは半分以下の2分23秒でした。マジで!?!?!?って声出ました、マジで。
Zen 2のすごさは聞いてましたが、実際に体験してみるとやばいですね。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…って感じ。
更にすごいのが、タスクマネージャーで現像中のCPU使用率を見てみると、1700はずっと上に張り付いていた(全コア100%)だったのが、3700Xは多少余裕があったこと。
基本的に現像中って他の作業はまぁしたくない感じだったんですが、Ryzen 7 3700Xだったらちょっとした作業はできるんじゃね?って感じでした。すごい。
第3世代Ryzen(Zen 2)、マジですごい
いや~、Zen 2マジですごいっすね…
僕は第1世代のRyzenからのアップグレードだったので余計にってのもあると思いますが、それにしてもパフォーマンスの向上がハンパないですわ…
この性能のCPUが4万ちょいで買えるなんてすごい時代になったもんだ。特別な理由がない限りIntel選ぶ理由がないんじゃね?とさえ思うレベル(僕の用途ならね)。
結局CPU以外にも結構パーツを買い足した感じにはなりましたが、非常に満足しております。
Zen 2サイコー!