自作PCのCPUをRyzen 7 3700XからRyzen 9 3900Xにしました。前回のパーツ紹介記事からだいぶ経ってしまいましたが…
8コア/16スレッドから12コア/24スレッドへのアップグレード、どれくらい性能が上がるのか楽しみですね。
目次
新メインPCの構成
パーツ構成は以下の通り。
CPU | AMD Ryzen 9 3900X |
CPUクーラー | Noctua NH-D15 chromax.black |
マザーボード | ASUS ROG Strix X570-F Gaming |
メモリ | CORSAIR DDR4 VENGEANCE LPX 2666MHz 16GB×4 |
システム用SSD (M.2 2280) | Samsung SSD 512GB 960 PRO M.2 |
データ用SSD (M.2 2280) | Crucial SSD M.2 1000GB P1 |
データ用SSD (2.5インチ) | Samsung SSD 860 EVO 1TB |
グラフィックボード | ASUS ROG STRIX-GTX1070-O8G-GAMING |
電源ユニット | オウルテック Seasonic FOCUS+ シリーズ 750W 80PLUS GOLD |
無線LANアダプタ | ASUS PCE-AX58BT |
ケース | NZXT H510i |
今までの構成から、CPU、CPUクーラー、マザーボードが変更になって新たに無線LANアダプタを追加したという感じですね。
パーツ紹介記事はこちら。
組んだ
組みました。裏配線はそのままで、マザボを取り替えるイメージなのでサクッと終わるかと思ったんですが、Noctuaのファンがでかすぎて装着した状態ではケーブルが上手く取り回せず、ケースに収めてから一度外してつけ直すなどのロスがあって普通に1時間弱かかりました…
Noctua NH-D15の背が高くて、メモリに干渉しないようファンをつけるとケースのパネルがつかないのでファンは1つしかついていませんが、それでもRyzen 9 3900Xをしっかり冷却できています。空冷最強クラスのファンは流石ですね。
Ryzen 7 3700X → Ryzen 9 3900X でどれだけ性能が上がったのか
物理コア2桁の性能とやらを見せてもらいましょう。Ryzen 7 3700Xだけでなく、最初に組んだときのRyzen 7 1700の結果も一緒に載せます。
Cinebench R20
CPUベンチマークのCinebench R20で計測。
Cinebench R20 | Multi Core Score |
Ryzen 9 3900X | 7156 |
Ryzen 7 3700X | 4528 |
Ryzen 7 1700 | 3082 |
Ryzen 7 3700Xの約1.6倍のスコアが出ました。スレッド数1.5倍でクロックも高いので、妥当という感じですね。
Lightroom Classic 書き出し
Lightroom Classicでの現像(RAW→JPG)の速度を計測。Z 7で撮影した写真約230枚をリサイズなし、 解像度72pixel/inch で書き出したときの速度を比較しました。
結果はこんな感じ。約1分半くらい速くなりました。
日常的にこの枚数の現像することはないですが、塵も積もればなんとやらなので、かなりいい感じかなと思います。
Premiere Proの動画エンコも比較してたんですが、ハードウェアエンコードに対応したので割愛します。ハードウェアエンコの方が全然速いし。
メニーコアで殴っていこう
強いノートPC買ってマシンを1台にするとかもまぁいいと思いますけど、強めな自作PC組んだほうが総合的に幸せなのでは?と思って自作PCの道に入りました。
最初はそこそこなやつ組めばいいっしょ!と思ってたんですがいつの間にかわりと強めな(上には上がいますが)感じのスペックになってましたね。
もちろん価格も安くはないですが、てんこ盛りのMacBook Pro 16インチよりは安いし、金かけた分性能も高く、写真現像したり動画編集したりゲームしたりしててストレスを感じたことは一切なく、非常に満足しています。
結局、力こそパワーなんだよな。
10万円で組む自作PCのパーツ構成を考えてみた記事も書いてるので、ぜひ自作にチャレンジしてみるといいと思います。