愛用しているNikon Z 7IIの記録メディアはCFexpress Type B or XQDとSDカード。
2016年にD500を購入したときからXQDカードをずっと使ってて、まぁSDカードなんかよりは転送速度全然速いんですが、転送する枚数が増えてくるとそれでもちょっと時間かかるな…と思っていました。
で、思い切って更に速度の速いCFexpress Type Bカードを買ってみたので、今まで使っていたXQDカードと転送速度を比べてみました。
ProGrade Digital CFexpress Type B GOLD 1700R
購入したのはProGrade DigitalのCFexpress Type B GOLD 1700R 128GB。
読込最大1700MB/s、書込最大1400MB/sというスペックです。上位グレードのCOBALTもありますが、静止画メインで連写もそこまでしない僕にはオーバースペックなのでGOLDを選びました。
見た目は今まで使っていたXQDカードと同じですね。
CFexpress Type B/SD カードリーダーも購入
今まではXQD / SD カードリーダーを使っていましたが、CFexpress Type Bには対応していないのでカードリーダーも新調。
ProGrade DigitalのPG05.5という製品です。
CFexpress Type BとSD(UHS II対応)のデュアルスロット。
背面はUSB Type-Cポートです。USB3.2 Gen2対応で、転送速度は最大で1.25GB/s。
購入したCFexpress Type BカードのR/Wが1700MB/s、1400MB/sなのでそれよりちょい遅い。
裏面にはマグネット部分があり、金属製のデスクの脚とか棚とかにくっつけられます。便利。
CFexpressとXQDの速度を比較
CFexpress Type Bカードと今まで使っていたXQDカードの転送速度を比較してみます。
比較対象は読込最大440MB/s、書込最大400MB/sのLexarのXQDカード。
使ったのはCrystalDiskMarkです。
まずはXQDカード。読込310.6MB/s、書込152.7MB/sでした。
これでもSDカードに比べると速いです。
続いてCFexpress Type Bカード。読込952.6MB/s、書込631.5MB/s。
ただでさえそこそこ速いXQDカードよりも3倍以上速くなりました。すげえ!
CFexpress Type Bカードが2万、カードリーダーが1万で合計3万円くらいの出費になりましたが、転送速度が速くなったことでストレスから解放されるし、転送されるのを待つ時間も減ります。つまり実質0円ってことですね。嬉しい。