CIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM」を購入しました。
今は高出力だったりケーブル内蔵だったりQi2ワイヤレス充電対応だったりと機能や性能モリモリのモバイルバッテリーがたくさんありますが、SMARTCOBY SLIMはそういった機能はなく、USB Type-Cが2ポートで最大出力20Wの普通のモバイルバッテリーです。
SMARTCOBY SLIM の外観
パッケージはいつものCIOという感じで。容量や出力など特徴が書いてあって分かりやすいですね。
SMARTCOBY SLIM本体、USB C-Cケーブル、取説が同梱されています。
こちらがSMARTCOBY SLIM本体。ぱっと見でもその薄さが分かりますね。
外装はCIO製品の特徴であるシボ加工された樹脂になっています。そこまでチープさも感じませんし、指紋などが付きづらくて個人的には好きです。
正面。左上にCIOのロゴがあり、右上に残量等を表示するディスプレイがあります。
背面下部に簡単な仕様や認証情報などが記載されています。
右側面に電源ボタンがあります。
左側面は何もなし。
ポートは上部にUSC Type-Cが2ポート。
下部もなにもないです。
電源ボタンを押すと、ディスプレイにバッテリー残量が%表示で表示されます。充電中には残量と充電中を示すアイコンが出ます。
仕様
SMARTCOBY SLIMの仕様は以下の通り。
型番 | CIO-MB20W2C-5000 |
サイズ | 約88×60.8×12.11mm |
重量 | 約108g |
容量 | 5000mAh |
ポート | USB Type-C×2 |
入力 | 5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A (Max 18W) |
出力 | USB-C1/C2)5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A (Max 20W) (USB-C1+C2)5V=3A / 9V=2.22A / 12V=1.67A (Max 15W) (PPS)3.3~9V=2A |
急速充電規格 | PPS / PD3.0 |
パススルー機能 | 搭載 |
スマホの充電にちょうどいい
特筆するような性能や機能のないモバイルバッテリーですが、スマホの充電にはちょうどいいです。
世の中にはQi2ワイヤレス充電だったりとかスマホのUSB-Cに直接ぶっ挿すタイプのモバイルバッテリーもあって、僕も両方持ってます。
ワイヤレス充電対応のやつだと速度があんまり出ないし結構熱を持つな~と思ったんですよね。この手のやつは薄くて充電しながらスマホの操作しやすいという利点もあるんですが、僕があまりそういう使い方をしないのもあって、使用頻度が減っていました。
ワイヤレスで充電遅いならと直接挿すタイプも買ったんですが、バッテリーを接続すると結構スマホ持ったときのバランスが悪いのと、小型化のために薄さは捨ててる感じなのでバッグやポーチへの収まりがイマイチだなってなりました。
最終的に薄くてコンパクトな普通のモバブに帰ってきたという感じなんですが、僕の使い方であればこれくらいがいいなとなりました。これを使う用途は外出先などを想定していて、飯食ったり酒飲んだりしてるときに重ねて置いておけばいいんじゃね?みたいな。
モバブと一緒にCIOの短いケーブル、カラビナ付きケーブルホルダーをセットで持ち歩くのがいい感じです。
SMARTCOBY SLIM のいいところとイマイチなところ
CIO SMARTCOBY SLIM 5000mAh のいいところ
- 薄くて軽い
- 価格が安い
- iPhoneとかにちょうどいい出力
CIO SMARTCOBY SLIM 5000mAh のイマイチなところ
- 機能・性能モリモリではない
まずは薄くて軽いところがいいですよね、厚さは約12mmで重量は108g、非常に持ち運びに適しています。毎日バックパックを背負っている人はでかいモバイルバッテリーでもいいかもしれませんが、僕は小さめなスリングバッグを使うことが多いので、薄くて軽いのは正義です。マチの浅めなポケットにすっぽりと収まってくれるのが気持ちいい。
出力は20Wですが、iPhoneの充電程度ならこれくらいで十分かなと思います。
機能・性能を削いでるので価格が安いのもいいところ。通常3,480円ですが、セールなどを利用すると2,980円で購入できます(僕もセールで買いました)。
イマイチなところというか、最低限の機能・性能なのでそれを許容できない人には向いてないです。分かったうえで買っていれば特段イマイチな部分はないですね。
1台のモバイルバッテリーですべてをまかないたいという人には不向きですが、用途ごとにモバイルバッテリーを使い分けてるような人には結構オススメです。