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Lian Li A4-H2O レビュー。超小型ケースで組むゲーミングPC

Lian Li A4-H2O レビュー。超小型ケースで組むゲーミングPC

2022/07/04

Lian LiとDAN Caseがコラボした「A4-H2O」というPCケースを購入したのでレビューします。

容量11Lと非常にコンパクトながら322mmまでのグラフィックボードを搭載可能なSFFケースです。

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Lian Li A4-H2O

こちらがLian Li A4-H2O。外装はアルミパネルを使用していて、サラサラとした高級感のある質感です。

トップ・サイド・フロントパネルを外しました。内部フレームにはSPCCスチールを採用し、高い剛性を実現しています。

マザーボード・電源ユニット部とグラフィックボード部が分かれたサンドイッチ構造を採用しています。

GPUライザーケーブルはPCIe 3.0対応、PCIe 4.0対応の2種類を選ぶことができます。

電源ボタンやUSBポートなどは正面左側に配置されています。PCをデスク左側に置く場合はアクセスし辛いです。

製品仕様と互換性

Lian Li A4-H2Oの仕様と互換性は以下の通り。

モデルA4-H2O
カラーブラック・シルバー
素材外装:アルミニウム
内部フレーム:SPCCスチール
サイズ
(D×W×H)
326×140×244mm
重量2.90kg
I/OポートUSB 3.1 type C×1
USB3.0×1
MIC×1
HD AUDIO×1
Lian Li A4-H2Oの仕様
CPUクーラー高さ55mmまで
グラフィックボード長さ322mmまで
マザーボードMini-ITX
ドライブ2.5インチSSD×1
ケースファン120mmファン×2(トップ)
電源SFX / SFX-L
ラジエーター240mm×1
※厚さ制限55mm以下(ファン含む)
互換性

以前組んだGEEEK CASE G1 SEよりも高さ方向以外が小さいです。これで322mmまでのグラボと240mmラジエーターが搭載できるのはなかなかいいですね。

Lian Li A4-H2OでゲーミングPCを組んでみた

実際にパーツを組み込んでみました。

構成は「VALORANTを240fpsで楽しむための自作ゲーミングPC パーツ構成紹介編」で紹介したパーツがほとんどで、簡易水冷クーラーだけASUS ROG RYUO 120からFractal Design Lumen S24に変更しています。

SFFケースということもあり組み込み難易度は比較的高めです。

特に簡易水冷クーラーを使う場合、電源ユニット部分とラジエーターファン、クーラーのチューブが干渉しがちです。結構力技で押し込みました。

電源ケーブルもなかなか邪魔になるので、今回使ったCooler Master V750 SFXとかよりもCorsair SF750のようなケーブルの方がケース内に収めやすいんじゃないかと思います。

コンパクトなケースにありがちな『グラフィックボード、サイズは問題ないけどケースに全然入らない問題』は起きません。

フロントパネルを外すとグラフィックボードを挿入できる大きな開口部があり、そこから縦にグラフィックボードを入れることができるんです。

ケースによってはフレーム以外全部外してフレームを広げつつ入れないと大型グラボが入らないなんてことがあったりしますが、そのへんの心配は全くないでしょう。

構造上、グラフィックボードが上下反転してしまいますが、サイドパネルをつければまぁあまり気にならないかなと思います。

かっこいいっすね…

サイドパネルを閉めてもライティングは結構見えます。

A4-H2Oで簡易水冷クーラーを使う場合、水冷ヘッドはモニターではなくARGBのものにして、CPU温度によってライティングの色を変えるみたいな使い方が合ってると思います。

配線をある程度雑にしてもパネルで隠せるのもメリットかもしれません。

Lian Li A4-H2OとCooler Master NR200Pのサイズを比較

Lian Li A4-H2OCooler Master NR200Pのサイズを比較してみたので参考になれば。

メーカーサイトにかかれているサイズ(D×W×H)は、A4-H2Oが326×140×244mm、NR200Pが376×185×292mmです。

高さ方向は圧倒的にNR200Pが大きいなと感じますが、A4-H2Oも大型グラボが搭載できるため横幅はとても小さい!という感じはありません。

正面から見るとA4-H2Oの薄さが際立ちますね。

NR200Pはグラボを直挿しすることもできるため結構ワイドです。幅の狭いデスクの場合はA4-H2Oがかなり有利。

並べてみると一回りくらいサイズが違うなぁという感じがします。

A4-H2Oも240mmラジまでいけるのでちょっとハイエンドなCPUでも冷やすことができますが、それ以上ケースファンが搭載できないので、ミドルハイくらいに抑えておいたほうが無難かなと思います。

NR200Pはサイドフローの空冷CPUクーラー・240mmラジの簡易水冷の他にもケースファンを搭載できるのと、若干ですが内部に余裕があってエアフローも確保できるため、Ryzen 9 5950XクラスのCPUでもしっかり冷やすことができます。

ゴリゴリのメインマシンならNR200Pのほうがいいでしょう。

A4-H2OはミドルハイCPUと大型グラボ搭載のゲーミングPCに最適

Lian Li A4-H2Oは、容量11Lとコンパクトながら、240mmラジエーターの簡易水冷CPUクーラー、長さ322mmまでの大型グラフィックボードが搭載可能です。

現在Ryzen 5 5600X、Radeon RX6700XTを搭載して日々ゲームをプレイしていますが、CPU温度も全然上がらなく快適に遊べています。

CPUはそこそこ、グラボは強強、なのに超コンパクト!というゲーミングPCを組むのにちょうどいいPCケースです。

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