VAVAのポータブルSSD「VA-UM003」をメーカーから提供していただいたのでレビューします。
非常にコンパクトかつ軽量でありながら、転送速度は最高540MB/sと必要十分な速度が出る便利なポータブルSSDです。
VAVA ポータブルSSD VA-UM003
同梱物はVA-UM003本体、USB-C to Aケーブル、USB-C to Cケーブル、ポーチ。
VA-UM003本体。本体はアルミ製でサラサラとした質感です。
今回レビューする1TBモデルの他に、500GBモデルもあります。
裏側は黒くてテカテカした樹脂です。
ポートはUSB-C(USB 3.1 Gen 2)です。
サイズは102×30×8.5mmで重量は実測36.5g。めちゃ小さくて軽いです。
転送速度を測定
CrystalDiskMarkで複数回ベンチマークをとったところ、転送速度は500MB/s前後でした。仕様では転送速度が540MB/sとなっているので同じくらい出てますね。
USB 3.1 Gen 2の転送速度は最高1.25GB/sなのでそれと比べると半分くらいの速度ですが、内部のインターフェースがSATA IIIとのことなのでそういうことでしょう。
ちなみにセルは耐久性が高く劣化しづらいMLCを採用しています。いいですね。
パスワード保護機能付き
VA-UM003にはMac用とWindows用のアプリが入っています。あとユーザーガイドも入っていて親切。
アプリをインストールすることでパスワード保護機能を使うことができます。
パスワード保護機能を有効にするには、設定をクリック。
そして、セキュリティモードをオンにするだけです。初回はパスワード設定画面になるので、パスワードを入力して完了。
次回以降SSDを接続すると最初にソフトが立ち上がり、パスワードの入力が求められるようになります。
なお、AndroidやiOS(iPad Pro)で使う場合はパスワード保護機能を無効にする必要があるようです。
VAVA VA-UM003は、非常にコンパクトかつ軽量でありながらSATA接続のSSDと同等のスピードが出るポータブルSSDです。
また、パスワード保護機能がついているので万が一の時でも安心感がありますね。保証も18ヶ月(製品登録で+12ヶ月)と長く、国内サポートが受けられるのでそういった面でも安心できます。
転送速度の速いポータブルSSDももちろんいいですが、個人的にはこれだけ小さくて軽いという方がメリット大きいと感じるので割とオススメできる製品です。