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BIGBIG WON Gale レビュー:1000Hzの高ポーリングレートでコスパのいいゲーミングコントローラー

BIGBIG WONのゲーミングコントローラー「Gale」をレビューします。

有線接続で1000Hzの高ポーリングレートを実現しつつ、1万円を切る価格でコスパのいいゲーミングコントローラーです。

メーカーから製品を提供していただきレビューしています。

開封して同梱物を確認

Galeのパッケージはこんな感じ。ブラック×オレンジの外箱にGaleが描かれています。

Gale本体、ワイヤレスレシーバー、チャージングドック、USBケーブル、取説が同梱されています。USBケーブルの長さは1m。

Galeの外観

こちらがGale本体です。ブラックボディにアクセント的な感じでオレンジが入っています。

上から。ボタン配置はXboxコントローラーと同じですね。BIGBIG WONロゴのホームボタンが特徴的。

裏面には4つのカスタムボタンがあります。中央下部にある丸いボタンはペアリングボタンです。

上部にLRボタンと左右トリガーボタン、USB Type-Cポートがあります。

下部には特にボタンやポートはありません。

本体重量は実測で231.7gでした。

グリップ部分。テクスチャは入っていますがプラスチックなのでややグリップ力は弱いかもしれません。

LRボタンはタクトスイッチ、左右のトリガーボタンはホールエフェクトセンサーが採用されています。

裏面の4つのカスタムボタンはマクロやマッピング、連射機能をサポートしています。

アナログスティックはデッドゾーン0を謳っています。また、スティックをリアルタイムに校正する「アダプティブ校正機能」が搭載されており、上下左右のドリフト量を相対的に均等にすることができます。

BIGBIG WONロゴのホームボタン、ビューボタン、メニューボタン、スクリーンショットボタン。

レシーバーと充電ドック

Galeは有線・無線(2.4GHz)・Bluetoothの3種類の接続方法に対応しています。無線接続時は付属のレシーバーを使います。

ポーリングレートは有線で1000Hz、無線(2.4GHz)およびBluetoothで125Hzです。

有線接続限定とはいえ1000Hz出るのはいいですね。

今回提供してもらったモデルは充電ドックが付属しています。

ドックの背面にUSB Type-Cポートと、レシーバーを挿入するためのUSB Aポートがあります。レシーバーを挿入した際にスッポリ収まるのがいい感じ。

充電ドックにコントローラーを載せるとLEDが点灯します。フットプリントが小さめでかなりスッキリしてますね。

ソフトウェア

専用のソフトウェアが用意されており、これを使うことでより細かい設定が可能です。

コントローラーの設定では

  • ジャイロセンサー感度
  • 水平/垂直比率
  • 反応曲線
  • 不感帯補正
  • 軸方向
  • モーションエイム
  • 軸方向の反転
  • スティックのデッドゾーン
  • スティック曲線
  • スティックの軸方向の反転
  • トリガーのデッドゾーン
  • クイックトリガー

の設定ができます。

マクロ設定では背面のM1~M4ボタンにマクロ機能を設定できます。複数のボタン操作やスティック操作を一つのボタンに割り当てることができますが、ゲームによっては利用規約で禁止されていることがあるため使用の際は注意が必要です。

デバッグではジョイスティックとトリガーボタン、ジャイロセンサーのキャリブレーションができます。

ファームウェアのアップデートもソフトウェア経由で行うことができます。

Galeのいいところとイマイチなところ

BIGBIG WON Galeのいいところ

  • 有線接続で1000Hzの高ポーリングレート
  • 連射やマクロ機能が便利(ゲームによっては使えないけど)
  • レシーバー接続時でもスッキリしている充電ドック
  • Xboxコントローラー・プロコンより軽量

BIGBIG WON Galeのイマイチなところ

  • 付属のケーブルが1mと短い(無線使用なら関係なし)
  • スティックがホールセンサーではない
  • トリガーストップ非搭載

Xboxワイヤレスコントローラに比べてポーリングレートが高く低遅延での操作が可能です。背面にカスタムボタンが追加されていますが、それによって操作性が悪くなっているということもありません。

ゲームによっては使えませんが、連射やマッピング、マクロ機能が使えるのも便利ですね。

以前レビューしたRainbow 2 ProからRGBライティングや特殊ボタンを省いた廉価版ですが、充電ドックの作りはGaleのほうが好きですね。ドックに設置したときのピッタリ感がたまりません。

価格も充電ドック付きモデルで1万円を切っており、コスパがいいと思います。

細かい部分で残念なところを挙げると、アナログスティックがホールセンサーではないこと、トリガーストップ機構がないこと、付属のケーブルが短く有線接続で使いづらいということでしょうか。

とはいえ普通に使う分で不便はないですし、1000Hzの高ポーリングレートで低価格帯なのはありがたいと思います。

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