現在Ryzen 9 3900XとRTX 2070 Superをぶち込んだ自作PCを快適に使っているわけですが、CPUもグラボも新しいのが発表されてしまったので欲しいんですよね。
「2020年のベストバイガジェットはRyzen 9 3900X+Ncase M1で組んだコンパクト&パワフルな自作PC」でもチラっと書きましたが、来年は新しいCPU、新しいグラボを搭載したいわけです。
そんなわけで来年組みたいPCのパーツ構成についてあれこれ考えてみようと思います。
今の自作PCの構成をおさらい
まずは現状把握。今の自作PCの構成をおさらい。
Nase M1という小さいケースにぎちぎちに詰め込んでます。小さくてハイパワーなのはロマンがある(組むのは大変)。
CPUはRyzen 9 5950X
CPUは第4世代Ryzen(Zen 3)から選びます。
ラインナップは以下の通り。
Ryzen 9 5950X | Ryzen 9 5900X | Ryzen 7 5800X | Ryzen 5 5600X | |
コア | 16 | 12 | 8 | 6 |
スレッド | 32 | 24 | 16 | 12 |
ベースクロック | 3.4GHz | 3.7GHz | 3.8GHz | 3.7GHz |
ブーストクロック | 4.9 GHz | 4.8 GHz | 4.7 GHz | 4.6 GHz |
L2キャッシュ | 8MB | 6MB | 4MB | 3MB |
L3キャッシュ | 64MB | 64MB | 32MB | 32MB |
TDP | 105W | 105W | 105W | 65W |
価格(税別) | 96,800円 | 64,980円 | 53,480円 | 35,800円 |
今が12コア/24スレッドの3900Xなので、最低でも5900Xにはしたいですね。
Ryzen 5000シリーズは、7nmプロセスで製造されたCPUダイ(CCD)1つがCPUコア8基と32MBのL3キャッシュを備えています。そして、今まで4コアで構成されていたCCXが8コア構成に変更されています。
5900Xは12コアなんですけど、これは8コアのうち2コアを無効化したCCDを2基搭載して実現しています。つまり合計4コアが死んでるんですよね。
それってなんかもったいないのでは??って感じなので全コアがちゃんと生きてる5950Xの方が良くない?となるわけです。
なのでCPUは5950Xにします。
買う準備はできてるんだけどどこにも在庫がない…
グラボはRTX 3060Ti
グラボを使うの、僕の用途だとゲーム(Valorant)とたまに動画エンコードなんですけど、正直今のRTX 2070 Superで十分すぎるんですが、RTX 30シリーズのほしいですよね。
ラインナップはこんな感じ。比較のために2070 SUPERも入れときます。
RTX 3090 | RTX 3080 | RTX 3070 | RTX 3060 Ti | RTX 2070 SUPER | |
CUDAコア | 10496 | 8704 | 5888 | 4864 | 2560 |
ブーストクロック | 1.70GHz | 1.71GHz | 1.73GHz | 1.67GHz | 1.77GHz |
VRAM | 24GB | 10GB | 8GB | 8GB | 8GB |
電力 | 350W | 320W | 220W | 200W | 215W |
価格 | 229,800円~ | 109,800円~ | 79,980円~ | 59,980円~ |
一番下のRTX 3060 TiでもCUDAコアが約倍、そして価格も安い…。僕の用途であれば3070もいらないんじゃね?みたいな感じに思っているので今の所3060 Tiが候補です。
欲しいのはROGのやつですかね、値段が結構お高くなりますが。
ケースをどうするか
ASUSのRTX 3060 Ti、サイズは318.5×140.1×57.78mmです。
で、今使っているNcase M1の対応グラボの要件は以下。
- 322mm 最大45mm(2.2スロット)
- 280mm 最大60mm(3スロット)
- 290mm 最大60mm(3スロット)、フロントI / Oポートを取り外した状態
うーん、アウト。
一応製品ごとのアウト/セーフが書いてあるページで確認しましたが、まぁアウトでしたよね。
299.7mmのRTX 2070 Superでこれですからね…
僕に残された選択肢としては、
- グラボの入るケースにする
- でかいグラボの入るNacase M1次期バージョンに期待する
- ケースに入るグラボにする
の2パターンありますが、2.はいつになるか分からんし、そもそも出ない可能性もあるので却下です。3.の違うグラボにするのもまぁなくはないけど、多分デュアルファンしか入らないし、なんか妥協感があって嫌。つまりケースを買わねばなりません。
問題なくグラボが入りそうで、かつ比較的入手しやすい感じのがこの2つ。
ただ、この2つは今のNcase M1と比較するとあまりも大きくて悩みなんですよねぇ。
個人的にはいわゆるSFF(Small Form Factor)ケースにぶち込みたいのですが、オリファンモデルだと厳しいのかなぁ…
どうしてこんなに小さいケースにしたいかというと、PCをデスク上に置きたいからなんですよね。今のNase M1でも140cmデスクぎりぎりなので、これ以上横幅大きくなると置けないんですよ。
でも小さいケースじゃグラボが入らないわけで、これを解決する唯一の方法は、デスクの天板をデカくすることなんですが、それもまぁちょっと大変じゃないですか。うーん、難しい。
CPUが買えるようになるまでにそれ以外をかためたい
いいのか悪いのか、Ryzen 9 5950Xが売ってないのでCPUが手に入りません。なのでCPUを買うまではなんとか悩む時間があるわけなんですが、CPU買ってしまったら放置するわけにもいかないのでグラボもケースも買わないともったいないわけです。
CPUの在庫をチェックしつつ、ケースをいろいろ調べたり良さげな天板を探したりしようと思います…
この記事は、星影さん(@unsoluble_sugar)主催の「ガジェ獣 Advent Calendar 2020」15日目の記事です。昨日はakihiko.KIgureさん(@ic_lifewood)の「ガジェ獣 Advent Calendar 2020 今年買ったガジェット 12/14」でした。