GeekDaysさん主催の”
今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2015“の参加記事です。
昨日は
うかにゃん(@4np_)さんの
ヤマハ・エレクトーンELS-02バイタライズユニット-今年のベストバイガジェット-でした。
ていうか今年は車とかバイクとかエレクトーンとかすげえな…
Nikon D600とSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM

僕の今年のベストバイは
Nikon D600と
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMです!ボディだけだと何も意味ないのでレンズも一緒にね。
D600を買うまでのいろいろ
せっかくなんで何故Nikon D600を買ったかも書こうと思います。
一眼を買うにあたって、どのメーカーのカメラにするか、APS-Cにするかフルサイズにするか…みたいなことを考えますよね。
僕がNikonを選んだのは、
- 見た目が好き
- シャッター音が好き
- Canonの操作系がちょっと苦手
っていう理由です。写りがどうとかってのもあるけど、それ以上にかっこいい!って思わないと持ち歩かないしなと。
で、なんでフルサイズ機にしたかって話なんですが、一番の理由は
どうせそのうちフルサイズ機欲しくなるだろうと思ったから。これに関しては絶対欲しくなるなって自信すらありました。
Nikonのフルサイズ機ってとこまで絞ったら、あとはなににするかです。
Nikonのホームページを見ると、現在のフルサイズ機のラインナップはこんな感じになってます。
- D4S
- Df
- D810
- D810A
- D750
- D610
なるほど…
この時点でD4Sはさすがに金がない、Dfはあんまり見た目が好きじゃないってことで候補から外れます。あとD810Aもですね。天体撮影専用ってすごいけど僕は天体そんなに撮らないので。
D810も非常に魅力的ですが、3635万画素もいるか?と考えました。RAWが1枚50MBぐらいになってデータの取り回しがちょっと大変だし。あと、やっぱりちょっと高い。1世代前のD800でもいいけど、うーん…と悩み候補から外すことに。
残るはD750とD610なんですが、D610の1世代前のD600も候補に入れて再検討。
まずはスペックを比較。
|
D750 |
D610 |
D600 |
画素数 |
2432万画素 |
2426万画素 |
2426万画素 |
ISO感度 |
ISO 100~12800 |
ISO 100~6400 |
ISO 100~6400 |
連続撮影速度 |
約6.5コマ/秒 |
約6コマ/秒 |
約5.5コマ/秒 |
AFエリア |
51点 |
39点 |
39点 |
質量 |
840g |
850g |
850g |
その他 |
Wi-Fi内蔵、チルト液晶 |
|
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値段(ざっくり) |
17万 |
12.5万 |
9万 |
性能だけ見ればD750なんですが、僕はWi-Fiもチルト液晶もいらないし、ISO感度も6400ぐらいあればまぁ十分、連写も5コマ/秒あればいいと思っているのでD750はいらないなと。
残るはD610とD600な訳ですが、どうせボディは消耗品だし、
安い方を買って浮いた金をレンズに回そうという理由でD600を選びました。
この段階で中古で状態いいやつを買おうと考えていて、オークションでボディの状態がよくてショット数が7500と少なめの奴を8.5万くらいで買いました。
D600には
ダスト問題ってのがあるんですが、これも承知の上。無償点検・清掃、シャッターや関連部品の交換を保証期間外にもしてくれるし、最悪D600または同等製品(D610)への新品交換も行ってくれるので、なんかあったらNikonに持っていけばいいやという気持ちです(D610に変わったら万々歳)。
購入するまでにここまでいろいろ考えたのも久しぶりです。そういった意味で思い入れがあるというか、その辺もベストバイな理由ですね。
Nikon D600

ボディ上部カバーと背面カバーにはマグネシウム合金を採用しているため高耐久で、防塵・防滴性能もあります。(レンズが防滴じゃなきゃ意味ないけど)。あと、Nikonはグリップが大きめなのでホールド感があってしゅきです。

背面。丸型ファインダーはD4S/D810/Dfなどの上位機にしかないのでちょっと残念。アダプタをつければ丸にすることもできるのでいいんですが。
液晶カバーが標準でついてるのもいいですね。

SDカードのダブルスロット。D810とかになるとCFとSDのダブルスロットなのです。
CFは端子が露出してないため耐久性が高く、プロ機のメディアとして今でも使われてるんですが、やっぱりSDの方がラクです。今のSDは転送速度も速いし容量も大きいので、全然こっちの方がいいですな。

インターフェース周り。正直ここを開けることはほとんどないですが。

撮影モードダイヤルとレリーズモードダイヤルが2段に配置されています。ここがあまり使いやすくないのが下位機種の悩み…

上位機種はこの部分にホワイトバランスボタン、ISO感度ボタン、測光モードボタン、画質モードボタンがあって、それぞれを押しながらダイヤルを回して調整します。で、露出モード切替えは表示パネル上のボタンを押しながらダイヤルを回す感じです。これが本当に使いやすい。

下位機種の撮影モードダイヤルは、露出モードに加えてオートとかも選べるようになってるんですが、ちょっとモードの切替えがしづらいです。そして、ホワイトバランスとISO感度は背面のボタンを押しながらダイヤル回す感じなので、撮影中に変えづらい。フルサイズの中のエントリー機種みたいなもんだから仕方ないとはいえ、つらみです。
個人的には画素数もそこまで多くなくていいので、
Dfの中身でD800の操作系ってカメラを出してくれたらホントに嬉しい。まぁD4Sを買えば解決なんですが、ほら、高いじゃん?
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
一緒に買ったのはSIGMAの標準ズーム。こちらも欲を言えば大三元のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E EDが欲しかったところですが…高いよ!あと、こいつには手振れ補正がないんですよね。10月に手振れ補正がついたAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRが出てますが購入時点ではなかったので…
それ以外だと、純正の
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRが近い感じなので、この2つで悩みました。
両者のいいところとイマイチなとこを見るとこんな感じ。
解像力とかその辺はいろんなレビューを参考にしました。画質の面ではSIGMAが圧倒的に有利ということでこちらに決定。重いのは鍛えればいいだけだし、焦点距離は足でカバーすればいいですからね。あと、なによりもArtライン使ってみたかったんですよ。
あと、SIGMAの方は2014年発売、Nikonのは2010年発売というのもあります。レンズは一生もんだし新しいやつの方が性能いいだろ!的な。
外観

レンズ自体もかっこいいです。

これくらい伸びます。

Artラインの証。よいですね。

D600に装着。

82mmの大口径なので迫力があります。

上から。バランスもいい感じです。
装着すると総重量は1.6kgほど。まぁそんなもんでしょう。
撮ったやつをいろいろと
せっかくなので撮った写真をね。上手いとかはいいんです、楽しければ。
いろいろとバランスのいいカメラとレンズ
D600とSIGMA 24-105mmの組み合わせはいろんな意味でバランスがいいです。
まずは値段。どっちも10万あればお釣りがきます。札束で殴ればそりゃいいカメラもいいレンズも買えるんですが、それなりに気軽に購入できるのはやっぱり大事かなと。スマホと違って1年でめちゃめちゃ性能上がってスペック的に置いてかれることもないですし。
便利ズームっていうだけあっていろんなシチュエーションで使えるのも良いです。僕は
STARMARIEってアイドルのライブ写真を撮らせていただくことが多いので、最近は
SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを使うことが多いんですが、ライブ以外で使うことはほぼないです。
でも24-105mmなら物撮りも風景もライブもいけるんですよ。ズーム全域で解像力がとてもよいってのもポイント高いです。防塵防滴じゃないのが残念ですがw
仕事で使うこともあったりするし、ほんといろんなところで活躍してくれているので、ベストバイって言えるな、うん。
あとは、撮影者(自分)の腕を上げないといけませんね…
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明日12月20日は
とくめい(@tokumewi)さんさんです。楽しみですね!